ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【LCレンディング】LCHDが継続企業の前提に関する事項の注記についてのお知らせ

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴8年のサイタマンです。

 

本日、LCレンディングの親会社であるLCホールディングス株式会社から「継続企業の前提に関する事項の注記についてのお知らせ」がありました。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/89380/890b0c45/97d3/49dd/be92/1f706f7f7edd/140120190814488563.pdf

当社グループでは、不動産ファンドを組成する際のメザニン・ローンの調達や、医療法人の事業 承継資金総額のうちの一部の調達にあたり、融資型クラウドファンディングを活用しております。 当社の連結子会社が、当社グループが行う投資についての分析を行い商品設計までを手がけ、その商品の具体的な取得勧誘行為(以下、「募集」と記載)については、募集を委託していた外部業者であるmaneoマーケット株式会社(以下、「募集外部業者」と記載)へと委託しております。当社グループが行う投資は比較的長期間にわたるものが主体となっておりましたが、クラウドファンディン グによる資金調達期間はその性質上短いことが多いため、投資を回収するより先にクラウドファン ディングによる調達資金の償還期日が到来する場合、クラウドファンディングの投資家に対して再度募集をかけることによって償還資金を調達する、もしくは、当社グループが別途金融機関等から の融資等によって償還資金を調達する必要があります。2019年6月末現在での1年以内償還期限のクラウドファンディング投資家からの匿名組合出資預り金残高は6,347百万円あります。

当社グループは、上述のように、比較的償還期間の短いクラウドファンディングによる資金調達 の償還のために、クラウドファンディング投資家に対する再募集を予定しておりましたが、募集外部業者から募集行為を停止する旨の申出を受け、2019年8月より募集行為を全面的に停止するという決定を行いました。このため、今後1年間の資金調達状況によっては匿名組合出資預り金の償還が困難となるおそれがあります。

以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、これらの状況を解消するため、以下に記載の対応策を実施してまいります。

(1)外部からの融資増資等による資金調達活動を予定しております。

(2)販売用不動産の早期売却を予定しております。

(3)クラウドファンディング投資家に対する募集再開にむけ関係各方面への働きかけをしております。

しかし、これらの対応策に関する最終的な合意が得られていないため、現時点では継続企業の前提 に関する重要な不確実性が認められます。なお、連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、 このような継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を連結財務諸表に反映しておりません。
以 上

(赤字は管理人による)

maneoマーケットの募集停止によりリファイナンスができなくなる可能性が出てきたため、このような発表をしたのかもしれません。

 

LCホールディングスの業績は悪くありませんので、現時点では最終的な償還についてはそこまで心配する必要もないでしょうが、対象不動産の早期売却やリファイナンスができない場合は、LCレンディングでも返済遅延は覚悟しておいた方がよいのかもしれません。

 

私の場合は、maneoマーケット利用事業者への償還金の再投資はストップしていたため、LCレンディングには32万円しか残っていません(プラス収支は確定済み)ので、今後の動きを気にすることもありませんが、多額の資金が残っている方にとっては今後のことが少し気になる今回の発表ではなかったかと思います。