ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

maneo続々償還決定が羨ましい!※ただし少額分散投資の場合に限る

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こんばんは!グリーンインフラレンディングで73万円が返済遅延となっているサイタマンです。

 

私の8年間のソシャレン投資生活の中で唯一デフォルトしてしまいそうなグリーンインフラレンディングですが、全案件返済遅延となってから1年以上放置されたままになっています。 

 

グリーンインフラレンディング事案につき、maneoマーケットに対する業務改善命令が下されたのは昨年の7月13日のことでした。

maneoマーケット株式会社に対する行政処分について:財務省関東財務局

 

(1)ファンドの取得勧誘に関し、虚偽の表示をした行為
 当社(maneoマーケット)は、GIL(グリーンインフラレンディング)社を営業者とするファンドの取得勧誘において、ファンド毎に特定された太陽光発電所やバイオマス発電所等の再生可能エネルギー事業の開発資金等にファンド資金を支出する旨を表示しており、GIL社は調達した資金を主にGIL社の親会社である甲社(JCサービス)の関係会社を経由して甲社に貸し付け、甲社各種事業等に投融資を行っている。
 しかし、甲社においては、ファンドから貸し付けられた資金及び自己の固有の事業に係る資金について、区分管理することなく、ほぼ全ての資金を1つの口座で入出金している状態となっている。
 今回検査において、甲社が、入金されたファンド資金をウェブサイト上で表示した出資対象事業に支出しているか検証したところ、出資対象事業と異なる事業等へ支出している事例が多数認められた。
 当社は、この間において取得勧誘を行ったファンドのウェブサイト上の資金使途の表示と実際の資金使途が同一となっているかについて確認せず、事実と異なる表示のまま取得勧誘を継続している。この結果、当社は、ファンドの取得勧誘に関して、虚偽の表示を行っているものと認められる。

(2)当社の管理上の問題点
 上記(1)の状況が看過されてきた原因は、当社においては、法令上、虚偽表示等の禁止行為が規定されているにもかかわらず、ファンド資金の使途等の確認を甲社の関係会社に一任し、甲社における資金管理の実態や資金の使途を把握できる管理態勢を構築していないことによるものと認められる。

(赤字は管理人による)

(青字は管理人が注記)

この間、JCサービス(代表取締役:中久保正己)に関しては、「出資対象事業と異なる事業等へ支出している事例が多数認められた」という指摘後においても、投資家への分配金約10億円に勝手に手を付けるという信じられない暴挙に出ていたことが明らかになりました。

 

最近、SAMURAIとの関係を強化しているmaneoでは続々と償還決定や進捗状況のお知らせが届いているようです。

中には5割以上元本毀損となるような当初の担保審査が杜撰であったとしか考えられない事案も発生していますが、全額償還決定となった案件もあるようで、きちんと少額分散投資されている方にとってはトータルで元本が7割も戻ってくるなら、これまでの配当と合わせて考えれば損失は限定的なものになると思います(多額の資金をmaneoに入れている方からすればたまったものではないと思いますが)。

 

個人的には、グリーンインフラレンディングで拘束されているのが73万円と少額ですので、今年中にはきちんと損失確定していただきたいと思っています。

これまでのmaneoマーケット投資で元は十分取れていますので、今年中に雑所得内でグリフラの損失をビットコイン売却益にぶつけたい。

もう、JCサービスがまともな事業をしている可能性については、中久保正己氏のこれまでの経歴から判断してほぼないものと諦めています。

とにかく損失確定させていただいた上で、納得のできない多額の投資をされている方のみ訴訟で争われればいいのではないでしょうか。

  

グリーンインフラレンディング事案に関しては、行政処分から1年以上経過した現在においても、未だにほとんどの投資家には1円も返済されていません。

そして、デフォルトが確定した案件も一つもありません。

いつまでこのような状態を続けるつもりなのでしょうか?

投資家への分配金約10億円に手を付けたJCサービス(代表取締役:中久保正己)は、100億円を返せる目途が立ったとアナウンスしていますが、maneoマーケットと業務提携を締結した上場企業の見解を是非お聞きしたいです。