こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。
上場企業が運営するソーシャルレンディングサービスOwnersBookから、「株主優待枠」ファンドが出てきました!
こちらのファンドは、先着方式で募集されますが、1,500万円が株主優待枠となっています。
OwnersBookを運営するロードスターキャピタル (3482)の優待は「1年以上株式保有かつ最新基準日に1,000株以上保有者」が対象となっています。
上場後の株価については、昨年のコロナショック時の400円台が底になっています。
その時点で一気に買って保有していれば、40数万円で優待権利が取れたことになりますね。
ここ1年間の株価で見ると、業績好調なこともあり、右肩上がりです。
現時点で優待権利を獲得しようとすると110万円~120万円が必要ということになります。
例えば、OwnersBookで1,000万円を4%で1年間運用したとすれば、40万円(税引前)の利益が出ますので、OwnersBookで確実に大きな金額を運用したいという方にとってはお得な優待になるかと思います。
100万、200万程度の運用では、株価の値動きも考慮すると損してしまう可能性もあると思います。
個人的には、Rimpleを運営するプロパティエージェント (3464)と大家.comを運営するプロスペクト (3528)の優待はどう考えてもお得だと判断しましたので、飛びつきました。
しかし、ロードスターキャピタル株については保有していません。
2020年10月15日の優待発表時に即買いしていれば、結果として値上がりしていることにはなりますが、優待狙いとしては微妙な内容だと判断しましたので、手が出ませんでした。
まあ、ここは一般募集のクリック合戦で勝っていきたいと思います。
オーナーズブックは、運用期間2年程度の比較的長期の案件が多いため、他社の短期案件の方が安心だという方もいらっしゃるかもしれませんが、オーナーズブックの想定運用期間は長めに設定されていることが多く、早期償還も結構な頻度で発生します(念のため、あらかじめ長めに設定されているものと思われます)。
また、オーナーズブック案件は、以前は、先着方式の場合はエラーが頻発するクリック合戦が繰り広げられ、抽選方式では高倍率で落選という可能性が高かったのですが、最近はゆっくり投資できる案件も出てきています。
オーナーズブックを運営するロードスターキャピタルの2020年12月期については、コロナ禍にあっても増収増益という結果になりました。
不動産投資のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されている案件は、安全性の面では高いと思われますので、初めてソーシャルレンディング投資をされる方は、まずはここから開始してみてもいいのではないでしょうか。
個人的には、SBIソーシャルレンディング、クラウドバンクの次に運用を開始したサービスがここになり、現在まで一度もデフォルトは経験していません。
SBISLで貸付先に問題が発生している状況ですが、運営会社の担保不動産評価能力の信用度も考慮すると、OwnersBookへの投資は継続したいと考えています。