本日は米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方や、米中貿易協議が進展するとの期待で日経平均株価は今年一番の上げ幅を記録しました。
それに反して、これだけ地合いが良好だったにも関わらず、8日大引け後に2018年12月期決算発表があったオーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株は大幅安 (-7.20%)となりました。
(ロードスターキャピタル株式会社「2018年12月期通期決算説明資料」より引用)
いや、この決算内容でそんなに売られますかね(笑)というのが私の感想です。
全ての利益が前期を大きく上回る良好な決算内容だと思います。
恐らく、思ったほどの上方修正がされなかったことによる失望売りだと考えられますが、一体どれほどの成長を期待されていたのでしょうかね。
本日公開された決算説明資料も読ませていただきましたが、特に問題は見つかりませんでした。
貸借対照表を見ても、純資産は58億8千万円(前年比29.0%増)となっており、財務基盤は安定しています。
決算説明資料には、オーナーズブックを通して2019年第2四半期中に海外投資商品の供給開始を目指しているとの記載もあり、そちらにも注目しています。
現在、私が1千万円以上投資している事業者は、SBIソーシャルレンディングとオーナーズブックのみです。
現在参入してきている不動産投資型クラウドファンディングは対象物件が明確になっていて、そこは大きな利点なのですが、どうしても対象物件一つに大金を投じるのはためらわれますので、分散投資をすることになります。
そうしますと、クリック競争が激しい現状では一回につき少額しか投資できないことになります。
このような現状ですと、短期案件の方が安心だという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には「①頻繁にクリック競争をしなくてよく、②案件の種類も豊富で、③募集から運用までの待機期間ロスが長期運用により打ち消される」オーナーズブックの方が大金を運用するのには向いているのかなあという気がします(もちろん利回りや担保物件によって違ってきますが)。
私は現在、投資資金を株式長期投資に戻していっていますので、最終的には金融資産の2割程度をソーシャルレンディング投資に残す予定ですが、今後もオーナーズブックが私の主力投資先である状況は変わらないと思います。
※私は現在のところ、OwnersBookには約1,150万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。