こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
不動産のプロ集団が厳選する案件に投資ができるため、ソシャレン投資家に大人気のOwnersBookですが、明日からついに複数の米国不動産(米国非上場REIT)に投資できるようになりますね!
『OwnersBook』の海外型商品の提供開始に関するお知らせ
~個人もクラウドファンディングで米国非上場REITに投資可能に~
不動産特化型クラウドファンディングサービス『OwnersBook(オーナーズブック)』を手掛けるロードスターキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩野達志、以下「ロードスターキャピタル」)は、クラウドファンディング事業において、2019年10月7日(予定)から、海外不動産へのクラウドファンディング投資サービスを開始する運びとなりましたのでお知らせします。
この度ロードスターキャピタルが提供を開始する海外型商品は、米国有数の不動産クラウドファンディング事業者であるFundrise, LLC(本社:アメリカ合衆国 ワシントンD.C、Co-Founder and CEO:Ben Miller、以下「Fundrise社」)が既に米国内で実績を重ねている投資商品で米国の非上場REITとなります。
日本において、米国の非上場REITにクラウドファンディングで投資するサービスを提供するためには、第二種金融商品取引業、電子申込型電子募集取扱業務、及び投資運用業の許認可登録を備える必要があります。ロードスターキャピタルはそれらの許認可登録を備えており、2019年6月にFundrise社と業務提携し、『OwnersBook』の海外型商品の提供開始に向けて準備を進めて参りました。
今後は日本居住者の方でも、Fundrise社が提供する米国の非上場REITにインターネットを通じてご投資頂けるようになります。
■海外型案件の第1号について
【投資商品概要】
海外型の第1号案件は、Fundrise社が提供する『Income eREIT』と呼ばれる米国の非上場REITです。
『Income eREIT』は、アメリカ各地の安定的な商業用不動産プロジェクトに対する貸付債権を中心にポートフォリオを組んでおり、各プロジェクトから得られる収益を主な配当原資としています。2015年に米国でサービスが開始されて以降順調に成長し、現在は24件のプロジェクトにて運用されています。(ロードスターキャピタル株式会社プレスリリースより引用)
なお、Fundrise社は、米国にて不動産特化型クラウドファンディング事業を展開する不動産テック企業で、2001年の同時多発テロで崩壊したワールドトレードセンターの再建プロジェクトの資金の一部調達を手掛けたり、非上場REIT(eREIT)という仕組みを整備したりするなど、先駆的な企業活動を行ってるとのことです。
また米国の大手不動産ディベロッパーとも提携し米国内不動産市場のエキスパートであり、IT技術者やファイナンス等の各分野のプロフェッショナルを擁しているとのことです。
米国非上場REITで運用期間5年2ヵ月、利回り4.6%というのが高いのか低いのか妥当なのか正確なところは分かりませんが、現在の米国上場REITの配当利回りが3.9%で、ここ10年くらいは4%前後で安定していますので、めちゃくちゃな水準ということはないでしょう。
米国上場REITは、日本と違って金利面でもまだまだ下げ余地がありますので、今からJ-REITに投資するよりは有利な気もします。
(出典:フィデリティ投信株式会社2019年9月「MONTHLY WATCH」)
予定運用期間は5年2ヵ月と長期になりますが、安定した利益が得られそうですので私も投資させていただく予定です。
しかし、明日から募集開始予定にも関わらず、まだ募集方法等詳細は不明なんですよね。
募集額が4億9,750万円と比較的大きいため、先着方式でクリック合戦にはならないと思うのですが・・・
なお、OwnersBookは運用期間2年程度の比較的長期の案件が多いため、他社の短期案件の方が安心だという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には「①頻繁にクリック合戦をしなくてよく、②対象物件の種類の面でも多岐にわたって組成でき、③募集から運用までの待機期間ロスが長期運用により打ち消される」オーナーズブックのような長期案件の方が好みです(もちろん利回りや担保物件によって違ってきますが)。
不動産鑑定のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されている案件は、安全性の面では他のソーシャルレンディング事業者組成案件よりも上ではないかと考えていますので、初めてソーシャルレンディング投資をされる方は、まずはここから開始してみてはいかがでしょうか。