こんにちは!ソーシャルレンディング投資歴8年のサイタマンです。
OwnersBookの海外案件第一号「US非上場eREIT第1号ファンド」に投資申込させていただきました。
これでエクイティ型への投資は二件目になります。
なかなか埋まらないとは予想していましたが、それにしても埋まり方が遅いですねえ。
まだ15%ですか・・・
埋まり方が遅いとはいえ、本ファンドは最大投資人数が475名に設定されていますので、その点はご注意ください。
信用できそうな米国企業が運用するとはいえ、大金を5年2ヶ月運用するのは躊躇しますが、50万円くらいなら任せっぱなしでいいかなと思い投資しました。
埋まりが遅いのは、恐らく長期運用で一口投資金額が50万円とややハードルが高いからだと思います。
投資スキームについてはやや複雑ですので、ロードスターキャピタルが提供しているスキーム図をそのまま拝借させていただきます。
ファンド内容については、普段の貸付型案件とは比べものにならないくらい詳細に解説していただいていますので、大金を投資される方は是非概要欄を熟読されることをおすすめします。
本ファンドの「おすすめポイント」については、分かり易くまとめていただいていますので、オーナーズブックの説明をそのまま引用させていただきます。
クラウドファンディングで米国非上場eREITへの投資が可能
米国有数の不動産クラウドファンディング事業者であるFundrise, LLC(本社:アメリカ合衆国 ワシントンD.C、Co-Founder and CEO:Ben Miller)が既に米国内で実績を重ねている投資商品で米国の非上場eREITとなります。
日本において、米国の非上場eREITにクラウドファンディングで投資するサービスを提供するためには、第二種金融商品取引業、電子申込型電子募集取扱業務、及び投資運用業の許認可登録を備える必要があります。当社はそれらの許認可登録を備えており、2019年6月にFundrise社と業務提携し、『OwnersBook』の海外型商品の提供開始に向けて準備を進めて参りました。
分散投資効果
本LLC持分は基軸通貨であるアメリカ合衆国ドル(以下「米ドル」といいます。)建てであり、お客様の資産の分散効果が期待できます。
本LLCへの投資は、幅広い種類の米国不動産への間接的な投資であり、日本国内の個人投資家に新たな投資機会を提供することになります。
安定収益が期待される
本LLCはLLC持分を発行し、その引受金額を用いて商業用不動産ローン(シニア担保付ローン、劣後ローン、メザニンローン等を含む。)を取得し、又は商業用不動産への投資等を行い、その収益等をもって本LLCのLLC持分を保有する者に利益を配当します。
本LLCはキャピタルゲインの追求よりは、変動幅が低く、魅力的な安定した現金配当を生み出すことができるポートフォリオの構築・維持を目指しています。(出典:OwnersBook「US非上場eREIT第1号ファンド」概要)
なお、Fundrise社は、米国の大手不動産ディベロッパーとも提携し米国内不動産市場のエキスパートであり、IT技術者やファイナンス等の各分野のプロフェッショナルを擁しているとのことです。
米国非上場REITで運用期間5年2ヵ月、利回り4.6%というのが高いのか低いのか妥当なのか正確なところは分かりませんが、現在の米国上場REITの配当利回りが3.9%で、ここ10年くらいは4%前後で安定していますので、めちゃくちゃな水準ということはないでしょう。
米国上場REITは、日本と違って金利面でもまだまだ下げ余地がありますので、今からJ-REITに投資するよりは有利な気もします。
(出典:フィデリティ投信株式会社2019年9月「MONTHLY WATCH」)
予定運用期間は5年2ヵ月と長期になりますが、安定した利益が得られそうですので私も投資させていただきました。
米国内で30%の源泉所得税が徴収されて、さらに分配金額から国内源泉徴収税額(20.42%相当)が控除されるのは「さすがにむしり取り過ぎだろ!」とは思いますが、こればかりは仕方ないですね(笑)
なお、OwnersBookは運用期間2年程度の比較的長期の案件が多いため、他社の短期案件の方が安心だという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には「①頻繁にクリック合戦をしなくてよく、②対象物件の種類の面でも多岐にわたって組成でき、③募集から運用までの待機期間ロスが長期運用により打ち消される」オーナーズブックのような長期案件の方が好みです(もちろん利回りや担保物件によって違ってきますが)。
不動産鑑定のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されている案件は、安全性の面では他のソーシャルレンディング事業者組成案件よりも上ではないかと考えていますので、初めてソーシャルレンディング投資をされる方は、まずはここから開始してみてはいかがでしょうか。