ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

オーナーズブックの満額成立に想う

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こんにちは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

相変わらず凄いですねえ、オーナーズブックの人気は。

「募集開始時間非公開」で「一人当たり投資上限金額40万円」のオーナーズブック募集案件がいつの間にか満額成立となっていました。

 

以前にも書かせていただきましたが、オーナーズブック案件は、個人的には好条件だと感じる案件が売れ残っていたり(ほとんどの場合、利回り4%台前半の1億円超え案件)、それほど良いとも思えない案件が瞬間蒸発したりするんですよね・・・

maneoの利回り二桁の高利回り案件が、利回りしか見ていない投資家に人気なのは何となく理解できるのですが、オーナーズブック案件は売れ方が本当に不思議です。

 

オーナーズブックは他社が簡単にしか担保内容や借り手の状況をを明らかにしていない頃から、それらを割と詳細に記載してくれていました。

だからこそ、自分なりに案件選別の判断ができたわけで、その点では非常に評価しています。

 

以前の記事で、貸付先の匿名化要請がなくなっても、SBISLは貸付先を開示していただかなくても良いと書かせていただいたことがあります。
www.socialen.net

 

オーナーズブックも同じことだと思います。

投資家の立場からすると、貸付先企業が承諾して情報が開示され、なおかつそれがどうみても信用に足る企業であれば一番良いわけですが、そんなケースは稀ではないでしょうか・・・

私は、不動産投資のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されているからこそ多額の資金を投入しています。

その評価額を鵜呑みにしているわけではありませんが、一定水準の担保価値があることを信じたうえで、良い案件とイマイチな案件を選別させていただいています。

つまり、maneoのような極めていい加減な評価はしていないと信じられるからこそ案件の選別が出来るんですよね。

 

だからもう、貸付先の匿名化要請はなくなったのですから、「※貸付型の案件においては、行政当局からの指導により担保不動産・借入人の詳細を伏せる必要があり、当該写真はイメージです。」の記載はいらないんじゃないでしょうか。

貸付先を開示しない理由を記載してくれればそれで良いですし、今後も担保内容や借り手の状況説明を読んで、投資するかどうか判断させていただきますので・・・