ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【朗報?】SBISL「善管注意義務違反の可能性」と「元本償還の可能性」に言及

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こんばんは!SBIソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

本日、SBIソーシャルレンディングから、メールが届きました。

まだ確定的なことは言えませんが、これは、SBISLで問題となっているファンド出資者にとっては希望が持てる報告ではないでしょうか。

 

平素は、格別のお引立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

当社ウェブサイトにて2月5日付で公表した「第三者委員会設置に関するお知らせ」にもあります通り、当社のソーシャルレンディング貸付先の事業運営に重大な懸案事項が生じている可能性が認められたことから、現在、第三者委員会による調査が進められており、あわせて関係当局への報告等を行っております。

一方、これまでの社内調査の結果、当該懸案事項が生じている可能性が認められた貸付先に貸し付けているファンド(以下、「対象ファンド」)に関しては、当社がファンドの業務執行者として通常求められる善管注意義務を十分に果たしていなかった可能性があることなどの問題を現時点で認識するに至り、第三者委員会による調査に誠実に協力しているところです。

当社といたしましては、かかる事態を重く受け止め、投資家の皆様の保護を最大限に行うための対応として、対象ファンドの未償還元本の償還などを含めた対応について検討しております。なお、その結論につきましては、第三者委員会からの報告の受領後、慎重かつ速やかに決定の上、必要な諸手続きを行うことが前提となりますので、改めてご報告させていただく予定です。

なお、当社が設置した第三者委員会による調査は継続しており、調査結果につきましては4月中を目途に受領する予定となっております。結果が判明次第、速やかにお知らせいたします。

上記をご勘案の上、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

①まず、金融業者による損失補填は法律で禁止されていますが、「善管注意義務違反」が認められた場合は、この限りではありません。

 

②そして、「善管注意義務違反の可能性」に言及するだけではなく、「対象ファンドの未償還元本の償還などを含めた対応について検討」とまで踏み込んで言及されていることから、これは「元本償還(損失補填)の可能性がある」と読みました。

 

③ただし、調査結果は4月中を目途に受領する予定とのことですので、結果が分かるのはまだ先になります(金融庁から損失補填についてストップがかけられる等のことがなければいいのですが)。

 

以上が、現時点でのSAITAMANの私見になります。

それにしましても、「善管注意義務違反」なんて、大学生時代に書いてきりだったような気がします(笑)

なお、あくまで「可能性」に言及しているだけであって、確定的なことは書かれていないことにも注意は必要だと思います。