こんばんは!株式投資歴20年になるサイタマンです。
本日も日経平均株価は上昇して終了しましたね。
ほぼコロナ大暴落前の水準まで戻ってきました。
この現状を「不況下の株高」と言わずして何と言うのでしょうか。
3月期決算の上場企業の赤字が1兆円を超えたようで、私の保有株も厳しい決算だったところが多いのですが、逆に株価はコロナ大暴落前を上回っているところの方が多いです。
株式投資歴20年になる私ですが、昨年末に、こんなに長期にわたって資産が増え続けたことはないと書かせていただきました。
現状では、こんなに強烈な「不況下の株高」を経験したことはないといった感じです。
これまでもプチ不況下のプチ株高は経験していましたが、ここまで強烈なのはなかったと思います。
上記記事では、何らかの投資をしていないと一般庶民は相対的にジリ貧なっていくと書かせていただきましたが、ジリ貧どころかコロナパニックにより世界的に労働による所得が削られ、一気に格差は広がったのではないでしょうか。
米国や日本においては、政府による経済対策や経済活動再開への期待感から株価は上昇していますが、特に日本では日銀による株価買い支え要因も大きいと思います。
そして、これは昨年から予測されていたことですが、このままETF買い入れを続ければ、年内にも日銀が日本市場最大の株主になります。
もちろんこれは異常なことですので、政権交代がなくても、首相、日銀総裁が代わるだけで政策転換される可能性は大いにあります。
買い支えがない場合の適正株価がどの水準なのかは様々なことが言われていますが、日銀による買い支え分が減少するという予想がされるようになれば、大暴落することは間違いないところでしょう。
株式に全資産突っ込むなどという恐ろしいことはできませんし、大暴落に備えることは必要でしょう。
専業投資家の皆さん!大暴落に備えながらも、これまで経験したことのない「不況下の株高」を大いに楽しみましょう!
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