こんにちは!ソーシャルレンディング投資歴8年のサイタマンです。
OwnersBook(オーナーズブック)から「品川区商業ビル素地第1号第1回」の募集告知(25日10時募集開始)がありました。
最近は「素地」を担保とした案件が続きますね。
申込上限金額は設定されていませんが、抽選方式になります。
【品川区商業ビル素地第1号第1回】
予定利回り(年換算):4.5%
募集金額:83,000,000円
運用期間:25ヶ月
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
投資実行予定日:2019/11/29
品川区平塚に所在する商業ビル素地を担保とする貸付案件です。
LTV75.5%のシニアローンで利回りは4.5%、借り手の同意を得られなかったため本物件及び本借入人に関する詳細な情報の非開示です。
貸付先の主な事業は不動産売買事業となります。2018年8月に設立され、第1期は経常損失・当期純損失を計上し、債務超過の状況にあります。
本借入人のグループ会社が貸付金額の全額を連帯保証します。なお、本借入人及び当該グループ会社の代表者は同一で、同代表者がそれぞれの会社の株式もしくは持分の100%を保有しています。当該連帯保証人の主な事業は、不動産賃貸・管理事業となります。2014年に設立され、直近3期のうち3期前・2期前は経常赤字でしたが、固定資産の売却益により当期純利益を計上しました。直近期は経常利益・当期純利益を計上しているとのことです。
なお、OwnersBook評価及び外部専門家による査定においては、建物取り壊し費用等を控除し、商業ビル素地として査定しているとのことです。
個人的には、そもそも貸付先企業名や担保物件が公開されたところで、上場企業でない限り、個人投資家が短期間で調査できることなんてほとんどないと思っていますので、OwnersBookの担保価値評価能力を信用して、今回も申込させていただきます。
今年に入って軍資金約700万円がオーナーズブックから不動産投資型クラウドファンディングのCREAL+FANTAS funding +Jointoα(ジョイントアルファ) に流れた計算になりますが、これ以上オーナーズブックから出金する予定はありませんので、募集があればとりあえず投資を検討することにしています。
OwnersBookは運用期間2年程度の比較的長期の案件が多いため、他社の短期案件の方が安心だという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には「①頻繁にクリック合戦をしなくてよく、②対象物件の種類の面でも多岐にわたって組成でき、③募集から運用までの待機期間ロスが長期運用により打ち消される」オーナーズブックのような長期案件の方が好みです(もちろん利回りや担保物件によって違ってきますが)。
私の場合は、抽選方式導入までは、募集開始時間が非公開であったり、エラーが頻発するクリック合戦に勝てず、そして、抽選方式導入後は落選ということで今年に入ってからオーナーズブックでの投資はほとんどできていません。
しかし、不動産投資のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されている案件は、安全性の面では他のソーシャルレンディング事業者組成案件よりも上ではないかと考えていますので、初めてソーシャルレンディング投資をされる方は、まずはここから開始してみてはいかがでしょうか。