こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
先週金曜日に、Funds(ファンズ) のアイフルビジネスローンファンド#1から、初の分配金をいただきました。
数か月ごとの分配の場合、忘れた頃に分配日がやってきますね。
こちらのファンドは利回り1.8%ということで、私が投資しているソーシャルレンディング案件の中では最低の利回りになります。
さすがにこの利回りで投資する価値があるのかどうか、少し悩んだことを覚えています(笑)
このファンドが組成されたときはまだ、貸付先の匿名化要請が解除されていませんでした。
貸付先はアイフルの連結子会社ですが、一応A社として伏せられていますね。
この案件はビジネスローン事業を手掛けるアイフルの連結子会社(A社)に対して貸付が行われますが、借り手であるA社がファンド組成企業であるアイフルに対して利払い・返済の責任を負いますので、投資家への分配の可否は、A社がビジネスローンで貸し出す資金需要者の利払い・返済の有無とは直接連動せず、A社がアイフルに対して行う利払い・返済に連動して判断されます。
本案件は当然社債とは異なりますが、アイフルが連結子会社であるA社に対して、経営・財務の健全性を維持するための指導及び管理を行いますので、アイフル社債と同レベルの安全性が担保されていると判断して投資させていただきました。
ちなみに、2018年9月25日にアイフル社が適格機関投資家向けに発行した無担保社債の条件は以下の通りで、最低購入額面は1億円と高くなっています。
最低1万円から投資できる本案件は、最低購入額面1億円からの社債と同じ利回りということで、ソシャレンとしては低利回りですが、その点では好条件かなと思い投資させていただきました。
ファンズに関しては一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
総合的に判断すると、ファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません。
なお、ファンズでは今後も抽選方式による募集がされる予定ですので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。
ファンズは今年から開始されたソーシャルレンディングサービスですが、分配実績が積み重なることにより、今後さらに登録者数が増えていくのは間違いないでしょう。
日本最大級のスタートアッププレゼンコンテスト「IVS LaunchPad」でも優勝して増々今後の事業展開に期待が持てる事業者です。
ソシャレン投資歴の長い私としては、先月導入された抽選方式により、少しでも多くの方がファンズ募集案件に投資できるようになればいいと思っています。
※私は現在のところ、Fundsには170万円投資(運用中は160万円)させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。