こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴9年目になるサイタマンです。
Funds(ファンズ)で募集された「リースバック事業「あんばい」ファンド#5」に投資させていただきました。
この利回り2.0%ファンドですが、満額成立まで10分以上かかり、クリック合戦にならずにいい感じで埋まりました。
この利回りで約2億円の募集枠が1時間かからずに埋まるのですから、クリック合戦で投資できなかったという事態を回避するという点では、2.0%近辺が適正利回りなのでしょう。
やっぱり「募集開始時間にPC前に正座して待っている者は全員投資できる状況」が望ましいですよね!
【リースバック事業「あんばい」ファンド#5】
予定利回り(年率・税引前):2.0%
募集金額:193,000,000円円
運用期間:約12ヶ月(2020/2/14〜2021/1/31予定)
担保・保証:担保なし・保証なし
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
私の場合は、今回の投資により、ファンズでは200万円の運用となりましたが、そのうち110万円はこのリースバック事業「あんばい」ファンドシリーズでの運用となっています。
一回目に投資させていただいたときは、東証一部上場企業を貸付先とする案件で利回り3.5%というお宝案件でしたので100万円出資しましたが、今回の2.0%というのはいくら「社債のようなもの」とはいえ、雑所得扱いという点も考慮すると個人的には下限ギリギリのような気がしましたので、10万円だけにしておきました。
まさに「利息でコツコツ、社債に代わる新しい投資を始めよう」 のキャッチコピーどおりのファンドですね。
投資後に分配金が入金されたため、デポジット口座に数千円が残ってしまいましたが、やっと四半期ごとの分配金も増えてきました。
このファンドシリーズの貸付先は、東証一部上場の「株式会社インテリックス」になります。
そして、借り手企業への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手であるインテリックス社が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
なお、ファンドで募集された資金は、リースバック事業「あんばい」での不動産取得資金に利用されます。
また、今回インテリックス社がFundsを利用する理由は、リースバック事業「あんばい」を始めとするインテリックス社の認知度向上を期待するためとのことで、投資家にとっては非常にありがたいPR方法だと思います。
なお、Fundsを運営するクラウドポートは、インテリックスのような借り手上場企業、借り手上場企業の紹介者役となる商社や金融機関との業務提携を次々に発表しています。
具体的には、昨年8月20日に伊藤忠商事と顧客紹介に関する契約を締結し、戦略的事業パートナーとなっていますし、9月6日には東京スター銀行と業務提携契約を締結しています。
これら業務提携を行うことで、Fundsによる資金調達に関心のあるより多くの法人顧客の参画が期待できます。
ファンズ案件では、借り手企業(主に上場企業やその関連会社)への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手企業が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
従って、案件が異なっていても、同じ企業への貸付の場合はリスクの程度に違いはないことになります。
この点、不動産投資型クラウドファンディングのCREAL や SYLA FUNDING の場合は、対象物件ごとに条件は異なってきますので、個別ファンドごとの検討が必要になってきます。
ファンズに関してはクリック合戦に熱くなって一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません。
なお、ファンズでは抽選方式による募集も実施されていますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。
※私は現在のところ、Fundsには約200万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。