こんばんは!コツコツ系ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
Funds(ファンズ) の「アイフルビジネスローンファンド#1」から、分配金をいただきました。
こちらのファンドは利回り1.8%ということで、私が投資しているソーシャルレンディング案件の中では最低の利回りになります。
このファンドはFundsの初回募集案件の一つですが、その後募集されていないことからすると、知名度の高い「アイフル」による客寄せ的な意味合いもあったのかもしれません。
そして、同日、「大阪王将ファンド#1」の運用が開始されました。
こちらのファンドも利回り2.0%とソーシャルレンディングのなかでは低い利回りになります。
「アイフル」も「大阪王将」も知名度抜群で、このような不動産関連事業以外に少額から間接的に融資できるソーシャルレンディングサービスは他にありません。
利回りは高くありませんが、まさに、Fundsが掲げる「利息でコツコツ、資産運用」に相応しい案件だと思います。
アイフルビジネスローンファンドが組成されたときはまだ、貸付先の匿名化要請が解除されていませんでした。
貸付先はアイフルの連結子会社ですが、一応A社として伏せられています。
この案件はビジネスローン事業を手掛けるアイフルの連結子会社(A社)に対して貸付が行われますが、借り手であるA社がファンド組成企業であるアイフルに対して利払い・返済の責任を負いますので、投資家への分配の可否は、A社がビジネスローンで貸し出す資金需要者の利払い・返済の有無とは直接連動せず、A社がアイフルに対して行う利払い・返済に連動して判断されます。
本案件は当然社債とは異なりますが、アイフルが連結子会社であるA社に対して、経営・財務の健全性を維持するための指導及び管理を行いますので、アイフル社債と同レベルの安全性が担保されていると判断して投資させていただきました。
ちなみに、2018年9月25日にアイフル社が適格機関投資家向けに発行した無担保社債の条件は以下の通りで、最低購入額面は1億円と高くなっています。
最低1万円から投資できる本案件は、最低購入額面1億円からの社債と同じ利回りということで、ソシャレンとしては低利回りですが、その点では好条件かなと思い投資させていただきました。
ファンズ案件では、借り手企業(主に上場企業やその関連会社)への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手企業が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
従って、案件が異なっていても、同じ企業への貸付の場合はリスクの程度に違いはないことになります。
この点、不動産投資型クラウドファンディングのCREAL や FANTAS funding の場合は、対象物件ごとに条件は異なってきますので、個別ファンドごとの検討が必要になってきます。
ファンズに関してはクリック合戦に熱くなって一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
私もファンズでは、6事業者に合計約190万円投資させていただいています。
最初は万単位で投資していましたが、ファンズは1円から投資できますので、最近はデポジット口座資金を残すことなく投資しています。
総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません。
なお、ファンズでは抽選方式による募集も実施されていますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。
※私は現在のところ、Fundsには約190万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。