ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

我々は高金利でお金を借りていただいているのです。だから・・・

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

今週、期限の利益喪失状態にあったガイアファンディングの特別短期ローンファンドで告知どおり振込みがあったようで、非常に良かったと思います。

ここから他の案件、他の事業者からも順次返済がなされていけばいいのですが、どうなるでしょうか・・・

少し疑問に思ったのですが、キャッシュフローファイナンス(CFF)のメールでは、期限の利益喪失後の状況説明メールに最終貸付先が明記されているようなのですが、これは明記することにより、最終貸付先の業務への支障をきたすということにはならないのですかね。

それはまあ、当局から匿名化が要請されているのは直接の貸付先のみですのでいいのですが、CFFでは最終貸付先が複数であるにも関わらず、どの最終貸付先についても回収の方は遅々として進んでいないようです。

債権回収が進んでいない理由は、そもそもの担保価値評価に問題があったということはもちろんあると思います。しかし、CFFおよび子会社の代表取締役を兼ねている方の経歴を拝見していますと、非常に立派な経歴ではあるのですが、どうしても債権回収能力の面でも疑問を感じざるを得ないんですね。

この点、SBIグループでもあるSBIソーシャルレンディングは、一部案件で担保価値評価に甘さがあったのかもしれませんが、迅速な債権回収を実現していました。

 

金融庁が貸付先の複数化指導をしているのは、募集事業者を介して、実質的に投資家が個別企業に貸金を行っている状態を防止するためです。しかし、一応複数化されてはいますが、現状ほとんどの案件の貸付先は2社のみで、しかも貸付額はほとんど1社に偏っています。

ありがたいことに、実質的には、我々は間接的に高金利で貸金業をさせていただいている状態なんですよね。

そうであるならば、ソーシャルレンディング投資をする際には、運用事業者及び貸付先(という名の関連企業)の「担保価値評価能力の有無」は当然考慮しなければなりませんが、最終貸付先が破綻してしまった際の運用事業者及び貸付先(という名の関連企業)の「債権回収能力の有無」が非常に重要な投資判断基準になるということは忘れてはならないと改めて感じます。

 

以前の記事で投資初心者がどうしても大金を投じるなら・・・ということで選ばせていただいたのがFunds(ファンズ)で募集されているアイフルビジネスローンファンドですが、組成するのは「貸金業のプロ中のプロ」であるアイフルですから、債権回収能力の面では非常に安心だと思います。

このファンドは、ビジネスローン事業を手掛けるアイフルの連結子会社(A社)に対して貸付が行われますが、借り手であるA社がファンド組成企業であるアイフルに対して利払い・返済の責任を負いますので、投資家への分配の可否は、A社がビジネスローンで貸し出す資金需要者の利払い・返済の有無とは直接連動せず、A社がアイフルに対して行う利払い・返済に連動して判断されます。
本案件は当然社債とは異なりますが、アイフルが連結子会社であるA社に対して、経営・財務の健全性を維持するための指導及び管理を行いますので、アイフル社債と同レベルの安全性が担保されていると思います。

 

アイフルビジネスローンファンドは予定利回り1.8%と、現状ソーシャルレンディング案件の中では最も低い利回りになりますが、私はアイフルの貸金業者としての規模と実績を信頼して投資させていただいています。

Funds

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 ※私は、「アイフルビジネスローンファンド」については、かなり安全性の高いファンド設計になっていると判断していますが、元本保証ではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。