ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

高利回り案件への投資について

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こんばんは!不動産投資型クラウドファンディング投資家のサイタマンです。

 

金曜日にはトラストレンディングについて衝撃的な内容の行政処分勧告がなされましたが、ここまで大規模なデフォルトや期限の利益喪失、行政処分事案を起こしているのはどこもかしこも超高利回りで募集をしていた事業者ばかりです。

唯一、業務停止処分から復活したクラウドバンクは、平均6%台の利回りでソーシャルレンディング事業者の中ではそこまで高利回りではありませんでした。

クラウドバンクは、顧客預り金残高を正確に把握していなかったことから行政処分を受けたわけですが、みんなのクレジットやラッキーバンク、トラストレンディングのように担保価値を著しく不当に評価したり、資金の流用がされていたわけではなかったため、業務停止中もきっちり分配金は支払われ、無事元本も償還されました。

今更ではありますが、我々投資家は高利回り案件については、高利回りなりのリスクが内在していることを意識して投資する必要がありそうです。

 

とは言いましても、私は全ての高利回り案件が危ないとは考えていません。

昨年の私のソーシャルレンディング投資利回りは税引き前で6%程度(厳密な計算は投資総額に変動がありますので不可能でした)になりましたが、募集開始から運用開始までの資金の滞留期間がありますので、私の主力投資先であるSBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlusやオーナズブック案件だけに投資していては、このような利回りを得ることはできません。

一昨年と昨年に関して言えば、様々な問題を起こしてしまいましたが、maneoマーケット利用事業者の高利回り案件に投資していたからこそこのような利回りを達成できたのだと考えています。

個人的には、納得がいく高利回りの理由が分かれば投資してもいいと考えています。

私の場合は、特に、スマートレンドのゴールデンウィークと年末に需要が発生する収納代行サービスに必要な立替資金案件と、LCレンディングのゴルフ場案件への投資に踏み切ったのが利回りアップに多大なる貢献をしてくれました。

 

今年は、高利回り案件としては、不動産投資型クラウドファンディング事業者であるRenosyとFANTAS fundingへの投資を中心に考えています。

運用期間が短く、8%の利回りで比較的安心できる投資先というのは魅力的です。

比べるのも失礼ではありますが、ソーシャルレンディング事業者であるみんなのクレジット、ラッキーバンク、トラストレンディングのような案件の不透明性と運営事業者の怪しさはありません。

それに何と言っても、運営会社のGA technologiesは30%の劣後出資、FANTAS technologyは20%の劣後出資をしていることにより、20%~30%までの下落であれば投資家の元本は保全されます。

できれば、RenosyとFANTAS fundingへは均等に分散投資したかったのですが、今月、Renosyから100万円の償還があったため、現在はFANTAS fundingのみ100万円の投資をしている状態になっています(現在、Renosyでは案件募集がありません)。

 

私の場合は、FANTAS fundingに関しては、案件によっては運用期間が延長されたり、20%以上の資産価値下落もあるかもしれないと判断して、分散投資をしたいと考え、昨年の募集時には5案件に分散投資させていただきました。

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ソーシャルレンディングの場合は、事業者内で分散投資をしていても実は貸付先が同じでしたという意味のない分散になってしまう可能性もありますが、不動産投資型クラウドファンディングの場合は、確実に対象不動産は異なりますので、分散投資に意味はあると考えています。

運営会社のFANTAS technologyはプロジェクトを完結させる自信があるからこそ20%の劣後出資をしていると思いますので、ここまでする必要はなかったのかもしれませんが、分散できる応募状況でしたので分散させていただきました。

不動産投資型クラウドファンディング事業者の中でも高利回り案件への分散投資をお考えの方にとっては、案件内容、案件募集本数、利回り、運用期間のバランスが取れた優良な投資先だと思います。

 

※私は現在のところ、FANTAS fundingには100万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。