以前の記事で、今年はソーシャルレンディング投資額を減らしていくと書かせていただいたのですが、その理由として、昨年後半の株価の大暴落で「買える」銘柄が出てきて、予定通り消費税率が引き上げられれば、「買える」銘柄がさらに増えてくると予想しているからだと書かせていただきました。
要するに、年末の段階では、ソーシャルレンディング業界への不信感から投資資金を減らしていくのではなく、ポートフォリオの入れ替えのために投資資金を減らしていくつもりでした。
https://www.socialen.net/entry/2018/12/30/192402
私の場合は、みんなのクレジット、ラッキーバンク、トラストレンディングは非常に怪しいと判断して投資はしていませんでしたので、みんなのクレジットとラッキーバンクがデフォルトしてしまったときも「そうでしょうね!」という感じで、あまりショックも受けませんでした。
ここで念のため・・・これは別に私に目利き力があると言っているのではありません。私はグリーンインフラレンディングの貸付先がJCサービスだと知った上でそれでも投資してしまっていますので・・・
みんなのクレジット事案とラッキーバンク事案は、担保価値評価が著しく不当だったり、貸付先の表示が不正だったりと想定の範囲内だったということが言いたいのです。
しかし、今回のトラストレンディング事件は私の予想の遥か上をいってしまいました。
ソーシャルレンディングの仕組みを使えばここまでできてしまうんだと・・・
ブログを書く際に私は、意図的に「事案」という文言を用いてきました。
今まで一度も「事件」という文言を使用したことはありませんでした。
しかし、今回のトラストレンディング事件はやり方が巧妙で悪質過ぎます。
今までは、ポートフォリオの入れ替えのために金融資産の2割程度までソーシャルレンディング投資資金を減らしていくと書かせていただいていたのですが、これからは全額吹き飛んでしまうかもしれないという前提でもっともっと減らしていかざるを得ません。
年末から、ソーシャルレンディングへの再投資を減らしていきましたので、総投資額もかなり減ってきました。
特に、スマートレンドから償還があった1000万円は再投資しませんでしたので、今年に入っての減少幅は大きくなっています。
【投資先一覧】
SBIソーシャルレンディング:2,485万
オーナーズブック:1,120万
TATERU Funding:500万
CREAL:143万
FANTAS funding:100万
クラウドバンク:86万
LCレンディング:69万
SAMURAI:60万
maneo:54万(6万返済遅延)
クラウドクレジット:50万
Funds(アイフル):38万
プレリートファンド:30万
スマートレンド:20万
クラウドリアルティ:20万
ポケットファンディング:10万
LENDEX:2万
(グリーンインフラレンディング:73万(全額返済遅延))
(1万円未満は切り捨て)
合計:4,860万円
このブログを始めたときはソーシャルレンディングへの投資額は約7,500万円で、投資額を1億円まで増やしてやろうと、その過程を日記風に書いていこうと意気込んでいたのですが・・・大ダメージを受ける前に引く勇気も必要かなと思うようになってきました。
具体的な金額は今まであえて書かなかったのですが、今年中に1,500万円~2,000万円まで減らしていこうと考えています。
これは大体、金融資産の一割程度になりますが、全額吹き飛ばしてしまうかもしれないと考えると、もう資産に対する割合の問題ではないんですよね。
以前にも少し書かせていただきましたが、リーマンショックで一気に3,000万円以上資産を減らしてしまったときは、今より資産総額は少なかったにしても、その3,000万円という金額に青ざめてしまったのを覚えています。
私の感覚では、全額吹き飛んでしまうかもしれないという前提の投資では、1,500万円~2,000万円という金額が限界です。
これからは、償還金は少額再投資のみになると思います。
本音を言うと、ブログを続けるモチベーションを上げるための小銭稼ぎのアフィリエイト報酬がちょこちょこ入り出したところで、こんなネガティブ全開の記事を挟むのはもったいない気もするのですが(笑)
仕方ないですね・・・