令和時代が幕を開けましたね。
専業投資家をしながら、こんな投資系日記を書いてはいますが、戦争やテロ、大災害に巻き込まれてはいくらお金を持っていても意味がありませんので、やっぱり平和な時代になってほしいと願っています。
令和初記事は明るい話題にしようかとも考えたのですが、こんなにソーシャルレンディング投資は危険なんだ!ということを忘れないためにも、maneoマーケットの返済遅延総額をまとめることにしました。
私の場合は、事業者を選定しているつもりではいましたが、昨年まではソシャレンに最大で8000万円近く投資していましたので、グリーンインフラレンディング事案が発覚する前に投資して逃げ切れなかった約79万円(グリーンインフラレンディングで73万円、マネオで6万円)が返済遅延となっています。
みんなのクレジット、ラッキーバンク、トラストレンディングは明らかに怪しかったため回避できましたが、アベノミクス景気で資産が増えていたこともあり、調子に乗ってそうそうたるベンチャーキャピタルが出資していた高利回りのmaneoマーケット系に手を出したのがまずかったと反省しています。
それにしても、自分自身がほとんどグリーンインフラレンディングでしかやられていないため、今まであまり気にしていなかったのですが、このmaneoマーケットの延滞中総額は何なのでしょうか・・・
まさに「地獄絵図」としか表現のしようがありません。
【令和元年5月1日現在のマネオファミリー延滞総額】
マネオ:6,767,957,123円(運用中金額に対する延滞中金額の割合22.7%)
グリーンインフラレンディング:12,679,852,760円(100%)
ガイアファンディング:4,105,042,430円(100%)
クラウドリース: 5,813,670,154円(100%)
キャッシュフローファイナンス:802,127,373円(75.8%)
アメリカンファンディング:107,560,000円(26.2%)
延滞総額:302億7620万9840円
まとめてみて驚きました!300億円超えですか!
凄い金額ですよね・・・
言葉は悪いですが「どいつもこいつもどうしようもない!」という感じです。
マネオ本体は現在も募集を続けていますので、運用中金額に対する延滞中金額の割合は下がっていくのでしょうが、マネオファミリーからはこれ以上延滞は出てこないという保障はどこにもありませんので、返済が進まなければ、延滞総額は増えていく可能性すらあります。
ここまで無能な集団に投資していて、79万円が全額デフォルトしてしまってもマネオファミリー投資全体ではプラス収支という状態まで持って行けたのは不幸中の幸いだったかもしれません。
これからソシャレン投資を始めてみようという方は、これで完全に地雷が除去できたとはとても言えない状況ですので、万一全額拘束されてしまっても生活に支障がない範囲での投資額に抑える方が無難だと思います。
株式投資のように決済したいときに決済できるような投資ではありませんので。