ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

来年はソシャレン投資額を減らしていきます。

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こんにちは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

今年のソーシャルレンディング業界は、みんなのクレジットの債権総額の約3%でのサービサーへの債権譲渡から始まり、ラッキーバンクへの業務改善命令からのサービサーへの約30%での債権譲渡、maneoマーケットへの業務改善命令からのグリーンインフラレンディングの全案件期限の利益喪失、そしてガイアファンディングも全案件期限の利益喪失、トラストレンディングへの業務停止命令とネガティブな出来事が多かったですね。

来年は、ソーシャルレンディング業界にとって良いニュースに溢れた年になればと願っております。

 

ブログの最初の自己紹介記事でも書かせていただいたのですが、私は一昨年からこのブログを書き始めるくらいまでにかけて、株式投資で得た利益確定させ、その分をどんどんソーシャルレンディング投資に回して、その投資額は7000万円を超えるまでになっていました。

https://www.socialen.net/entry/2018/11/21/214020

 

そして、このままソーシャルレンディング投資額を1億円まで増やしてやろうと意気揚々とブログを書き始めたのですが・・・ここ数カ月の間に株価が大暴落して、買える水準まで落ちてきている銘柄も少しではありますが出てきました。このまま下落を続ければ、買える銘柄はどんどん増えていくと予測されます。まさかブログを始めて一カ月余りでここまで状況が変化するとは思っていませんでした。

 

私は、PBRやPER等ももちろんチェックはしますが、原則的に株はチャートの動きと出来高と騰落レシオを参考に、配当余力が高く、かつ現に高配当である銘柄を買っています。そして、売却する基準は、買った時点の株価で計算して、20年~30年分の配当利回り以上に株価が上がったところと大まかに決めています。逆に下がった銘柄に関しては、配当余力に変化がなく、かつ減配されない限りは持ち続けます。

この点、昨年から今年初めまでは、株価が高騰し過ぎて買える銘柄がほとんどありませんでした。それに反して、売却する基準に達する銘柄が多く出て来ました。そこで、利益確定させた金額をソーシャルレンディング投資にがんがん回してきたのですが・・・来年、予定通り消費税率が引き上げられれば、「買える」銘柄が増えてくるような予感がしてきました。

もちろん「落ちるナイフをつかむ」ようなことはしませんが、一段の下落後に落ち着いたところで買えそうな有力銘柄も少しではありますが出てきました。新規上場したソフトバンクのような含み損を抱える投資家がほとんどだと予測される銘柄はいくら配当が高くても買えません。しかし、現在高配当になっている銘柄のなかには、短期売却益を得るために利益が確定されて落ちてはきているが、含み益を持ち続けながら簡単には売却しない長期投資家も多い銘柄がかなりあると読みました。

 

来年も世界経済がリスクオフの方向に動けば、値動きのない安定的な分配金を得られるソーシャルレンディング投資の人気はさらに高まるかもしれませんが、私はここで、ソーシャルレンディング投資額を減らしていく方向に動きたいと思います。

その理由は、ソーシャルレンディング・不動産投資型クラウドファンディングは償還されるまでに相応の期間が必要となりますので、今から本格的な株価の下落と下げ止まりに備えて現預金を増やしておかないと、買いだと判断したときに余力がないという事態になりそうだからです。

今年は海外勢が13兆円もの売り越しで終了しましたので、恐らくしばらくは日本株には資金が流入してこないものと予測していますので、まだソーシャルレンディングに偏ったポジションを解消する時間的余裕はあると考えています。

 

もちろんソーシャルレンディング投資は続けますし、何より、株と違って償還までは持ち続けるしかないですからね。

どこまで減らしていくかというと、金融資産の2割程度までは減らしていこうかなと考えています。現在のところ、TATERU Fundingの償還分2000万円は、スマートレンドの超短期投資に半分回して、あとはちょこちょこっとSBISLとオーナズブックに投資しただけですので、不動産投資型クラウドファンディングに新規投資した分を合わせても、投資額は約6500万円弱まで減少しています。

 

いろいろとソーシャルレンディングポジションを解消していく理由を書いてきましたが、ぶっちゃけ専業投資家という名の無職にとっては、ソーシャルレンディング投資を中心にすると暇すぎて時間を持て余すというのもありますね。40代前半の私にとっては、老後生活を送るにはまだ早すぎたようです(笑)

 

なお、東京都心部の不動産価格はバブルだという専門家の方もいらっしゃいますが、来年も、不動産投資型クラウドファンディングの短期案件の投資割合は増やしていくと思います。

ソーシャルレンディングでは、SBISLとオーナズブックを中心としていくことは変わりませんが、どちらも投資期間が1年以上のものが多いので、当面の間、償還後の再投資は見合わせる予定です。

 

それでは皆様、良いお年を!