ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

【祝8周年!】ソーシャルレンディング総利益は1,400万円超!より安全性を重視した運用にシフトします。

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴9年目突入のサイタマンです。

 

月日が流れるのは本当に早いものですね。

私のソーシャルレンディング投資の歴史は、2011年8月のSBIソーシャルレンディングへのたった50万円の投資から始まりました。

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ということは、この8月は8周年記念月で、ついにソシャレン投資は9年目に突入するんですね。

8年も前のことで、これが何の案件だったか既に記憶にありませんが、当時は現在よりも開示されている情報は少なかったと思います。

そんな中、先行するmaneo、AQUSHはイマイチよく分からない事業者であったため、SBIHDの一員なので詐欺ではないだろうという程度の判断で、サービスを開始したばかりのSBISLで投資を開始したことは覚えています。

今思うと、結果論にはなりますが、この判断が大正解だったと思います。

ここで、maneoやAQUSHに投資していれば、大ダメージを受けてソシャレン投資生活も早期終了していたかもしれません。

当時は悪夢のような民主党政権時代でも最悪の東日本大震災があった年で、このまま株式投資のみで生活できるだろうかと不安に感じていた頃でもありました。

当時の細かな感情は忘れてしまったのですが、より安定的な投資先を探していたのは間違いありません。

その後、2012年末に政権交代が起こり株価は急回復しましたので、これまでの8年間でソーシャルレンディングの利益が株式投資による利益(配当を含む)を上回った年は一度もありません。

しかし、ソーシャルレンディング投資に足を踏み入れたのが失敗だったかというと、必ずしもそうは思っていません。

コツコツ積み上げた8年間の総利益は、税引き前の数字にはなりますが、1,400万円を超えているからです。

現在まで確定損失はゼロですが、恐らくグリーンインフラレンディングで延滞されている73万円はデフォルトすると思いますので、まさに、ソーシャルレンディングの特徴である「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資結果が得られていると思います。

SBIソーシャルレンディング公式サイト

SBIソーシャルレンディング

 

8年間で私がこのような投資結果を得ることができたのは、「大きくは事業者選定を誤らなかったから」ということに尽きると思います。

私のブログを読んでいただいている方であれば分かると思いますが、私は最終貸付先事業者や対象不動産についての知識が豊富なわけではありません。

特に対象不動産の価値判断に関する知識などは、不動産投資をしている方の中ではむしろ浅い方だと思います。

それでも事業者選定さえ誤らなければ何とかなってしまうのが、ソーシャルレンディングや昨年から続々サービスが開始された不動産投資型クラウドファンディングのメリットだと思います。

 

ソーシャルレンディング投資では、投資家は募集事業者と匿名組合契約を締結することになります。

匿名組合とは、投資家が営業者の営業のために出資を行い、その営業より生じる利益の分配を受けることを約束する契約形態のことです。

ここで重要なことは、投資家は匿名組合の営業に関して一切口出しできないということです。これは、かなり投資家にとって不利な条件だと言えます。
すなわち、事業者が延滞債権をサービサーに売却することが最善だと判断すれば、投資家はそれ自体に対して意見することはできないということになります。

金融庁の指導による貸付先の匿名化の問題もありましたが、この契約形態が悪用されたサービサーへの不可解な売却事件も起こりましたよね。
投資家は不利な条件下で投資をしなければならないわけですから、契約する事業者は慎重にも慎重を重ねて選定すべきでしょう。

OwnersBook公式サイト
OwnersBook

 

これからソーシャルレンディング投資を始められる方は、中には怪しい事業者も混じっている可能性がありますので、最低限、実質的運営会社、代表者や役員の経歴等、調べられることは徹底的に調べてから投資してください。

その時点で、みんなのクレジットやラッキーバンク、トラストレンディングのようなレベルの事業者への投資は回避できるはずです。

そして、ちょっと怪しいなと感じるような事業者には、当然全く投資をしないのが安全ではありますが、私のように少額投資で様子を見てみるのも良いかもしれません。

私の場合は、20万円~50万円程度を様子見で投資するようにしていますが、1万円や数万円から投資できる事業者がほとんどですから、 万一何かあってもその程度であれば痛くないのではないでしょうか。

ホンネを言いますと、現在少額投資をしている事業者全てが安全だとは判断していません。そこまであからさまに怪しくないから少額投資をしている事業者が複数存在しています。

私も含めてソシャレンブログを書いているのは投資中毒気味の方が多いので、ちょっと怪しいなと思う事業者にも投資をしていますが、そんな事業者と安全性の高い事業者に同じ比率で投資をしていると予想外の大惨事になる危険がありますので、その点は特にご注意ください。

 

私は現在、株式投資や現預金に資金を戻していっていますので、ソシャレン全体の投資額は順次減らしていっていますが、総利益が運用残高を超えるまでは今後も慎重に投資をしていくつもりです。

総利益が運用残高を超えるまでは、全額デフォルトの可能性も考慮すると、ソーシャルレンディング投資で成功したとはでいえないと思いますので、まだまだ安心はしていません。

Funds公式サイト

Funds

 

そして、これまではソーシャルレンディング投資においては、SBIソーシャルレンディング にかなり偏って投資をしていましたが、現在は、事業者デフォルトの可能性が低いと判断しているOwnersBookFundsを加えた三事業者に均等に投資をしていこうと考えている最中です。

もちろん、クリック合戦であったり抽選であったり思うように投資できないかもしれませんが。

これまでSBISLからは8年間に渡って十分な利益をいただきましたが、それぞれの事業者のファンドの安全性や利回りを考慮すると、もう少し安全性を重視した守りの投資にシフトしても良い頃かなと考えています。