ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

確定損失額はゼロですが・・・

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

今回は、ソーシャルレンディング投資初心者様向けの記事になります。

 本ブログのプロフィール欄には2017年までの「分配金(源泉税引後)」を記載させていただいています。

そして、現在までの「確定損失額」は「0円」です。

それだけを見れば、ソーシャルレンディング投資には上場株式やREITのような値動きがないことから、簡単に安定した配当が得られるものだと勘違いされる方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、私には「返済遅延額」という名の「確定損失予備軍」が存在します。

何度かブログでは取り上げさせていただいていますが、その額は73万円になります。

すぐにでもプロフィール欄に「確定損失額〇万円」として記載したいのですが、これがなかなか確定してくれない厄介な存在で、長期間資金は拘束されたままになります。

 

ソーシャルレンディングはよく「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資などと言われます。

確かに事業者選定さえ誤らなければ、年利回りからして「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資と言えるかもしれません。

しかし、その事業者選定が非常に難しい投資だというのが、7年以上ソーシャルレンディング投資を続けてきての感想です。

そして、事業者選定を誤ったときは、「全額に近い額がデフォルトしてしまうかもしれない恐ろしい投資」に変貌します。

貸付先の匿名化が解除がされたところで、その恐ろしさは変わらないと思います。

例えば、私の場合は、グリーンインフラレンディングで返済遅延を喰らっていますが、投資の際は貸付先が「JCサービス」であるということを認識して、「JCサービス」について情報収集したうえで、それでも投資してしまいました。

匿名化が解除されたところで、貸付先企業が上場企業やそれに準ずる企業でもない限りは、費用と時間を掛ければ別ですが、個人の能力で対象企業について調べるのには限界があると思います。

一応、事業者選定は慎重に、そして投資額にはかなりの差を設けて投資していますが、私が現在投資している中には不誠実な事業者が混じっている可能性はゼロであるなどとはとても言い切れません。

 

これからソーシャルレンディング投資を始めてみようという方は、事業者選定を誤れば恐ろしい結果となるかなりのリスクをはらんでいるという認識くらいで丁度良いのではないかと思います。

そして、株式市場のように法整備が進んでいる分野ではありませんので、全資産をぶち込むなどという暴挙に出るのではなく、分散投資の一環としてソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングを利用するのが良いと思います。

私の場合は、今年中には投資額を金融資産の2割程度に収める予定です(あくまで個人的な見解であり、金融資産のほとんどをソーシャルレンディング投資に充てることを止めるものではありません)。

 

最後に。。。

ブログやサイトによっては、事業者や案件紹介記事に埋もれて「確定損失額」や「返済遅延額」の存在が消されたような形になっているものもあります。
私は、返済遅延先事業者で動きがあるたびに「返済遅延額」のことは記事で触れさせていただいているつもりではあります。
しかし、最近は返済遅延先事業者で進展がないため、私のブログも「返済遅延額」の存在が事業者や案件紹介記事に埋もれてしまっているのではないかと心配になり、このような記事を書かせていただきました。
このブログを書いている当人の「返済遅延額」の存在が認識されないで、 ソーシャルレンディング投資を始めるきっかけになってしまうのは本意ではありません。

慎重に投資しているつもりではありますが、私もきっちり「返済遅延」を喰らっていますので・・・