ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

【FANTAS funding】さすがにクリック合戦は緩和されるか?予定利回りをさらに下げて募集告知!

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こんばんは!最近は専業投資家っぽい生活をしているサイタマンです。

 

高利回りの不動産特定共同事業法を利用した不動産投資型クラウドファンディング事業者として人気のFANTAS funding が、FANTAS check (中古不動産流通) 案件の予定利回りを8%→6%(前回)→5.5%(今回)に下げて募集告知してきました(空き家再生案件は8%のまま)。

前回募集告知した際には、「償還実績も出来て運用に自信がついてきたから」という理由で利回りを下げたことがツイッターで発表されていましたので、今回も更に自信がついたということでしょうか。

まあ、自分では現物不動産の売買で利益を上げることはなかなか難しいと考えていますので、 良い物件を仕入れて事業者にもきっちり収益を上げていただき、投資家とWin-Winの関係が長く続くことが一番だと思っています。

 

財産管理報告書を読む限りでは、優先出資者(投資家)に8%という分配をした後でも、営業者報酬及び劣後出資者(FANTAS)への配当金は出ていましたが、個人的には5.5%でも十分だと思っています。 

なお、同じ中古区分案件を取り扱うCREAL の4%台と比べると、利回りだけをみるとまだまだ高い水準にあることは確かですが、同時に募集される案件数と募集額からして、中古不動産流通案件の方はそろそろクリック合戦も緩和されてくるのではないかと期待しています。

今回はインカム型4.5%も同時募集されますので、人気化しそうにない案件を選べば投資することはできそうな気がします。

キャピタル重視型5.5%とインカム型4.5%では、運用期間がインカム型の方が3倍ほど長いため、実質利回り(運用前後の待機期間を考慮)ではほとんど同じと見て良いと思います。

とは言いましても、インカム型が早期償還されることになれば、キャピタル重視型の方が実質利回り面でもかなり高くなることは事実ですので、多くの投資家がどの案件を選好するかは読めないところはあります。

私の場合は、物件の価値が正確には判断できず、どの案件が良さそうか何となくでしか分かりませんので、できれば多くの物件に分散投資していきたいと考えています。

 

 

FANTAS fundingで募集されている案件には「中古不動産流通」と「空き家再生」の2種類あります。
「中古不動産流通」案件は、不動産所有者からの「適正価格ですぐに売りたい」というニーズから生まれたAIによるFANTAS独自の自動査定サービスで買い取った物件を短期間で売却し、保有期間中の家賃収入及び売却益から配当する仕組みになっています(一部、家賃収入からのみ配当するインカム型案件あり)。


「空き家再生」案件については、何らかの事情で空き家となってしまった住宅を引き取り、再び利用可能な状態へ再生(機能回復修繕、リフォーム、リノベーション)、入居者を募集し運用が行われます。そして、中古不動産流通案件と同じく、保有期間中の家賃収入及び売却益が配当原資となります。

なお、FANTAS funding案件は、運営会社であるFANTAS technologyが20%の劣後出資をすることにより、20%までの下落であれば投資家の元本は保全される仕組みになっています。

 

ソーシャルレンディングの場合は、事業者内で分散投資をしていても実は貸付先が同じでしたという意味のない分散になってしまう可能性もありますが、不動産投資型クラウドファンディングの場合は、確実に対象不動産は異なりますので、分散投資に意味はあると考えています。
FANTAS fundingは、不動産投資型クラウドファンディング事業者の中でも高利回り案件への分散投資をお考えの方にとっては、案件内容、案件募集本数、利回り、運用期間のバランスが取れた優良な投資先だと思います。

 

 ※私は現在のところ、FANTAS fundingには140万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。