ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

ソシャレンブログ始めました

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はじめまして!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンと申します。

株式の専業投資家歴は13年、兼業時代も合わせると株式投資歴は20年以上になります。

 

私は、2011年8月に、当時はまだまだ世間には認知されていなかったソーシャルレンディング投資を始めたのですが、出資総額も増えてきましたので、自分の投資手法を再確認するためにもブログを書き始めてみました。

それと同時に、比較的歴史が浅いソーシャルレンディング投資について読者様と一緒に学びながら投資していきたいと考えています。

 

私がソーシャルレンディング投資を始めたのは2011年8月からですから、投資歴は7年超えたところになりますね。現在でもソーシャルレンディング投資は比較的新しい投資形態と言え、法整備も追いついておらず、まだまだ過渡期にあると思います。

 

私が投資を始めた頃は、確かmaneo、AQUSH、SBISLくらいしか選択肢もなく、ちょうど株価も急上昇を描き始めた頃でしたので、株式投資に資金を集中させ、ソーシャルレンディングに関してはSBISLに50万円だけ出資して1年ほどほったらかしにしていました。

そもそも当時は、リートのような価格変動なしで5%以上の予定利回りなど怪しいと考えていましたし、業者の募集案件ページをみても、株式投資家の私からすると何の情報も載っていないに等しい状況でしたから。

でもまあ、親会社がSBIホールディングスなら詐欺ではないだろうという軽い感じでSBISLの案件に投資してみました。当時はSBISLでは企業向けとしてはその一つの案件しか募集していなかったと思います。

 

それが今現在では、アベノミクスの恩恵で倍増以上になった株の売却益をソーシャルレンディング・不動産投資型クラウドファンディングに追加さらに追加の繰り返しでソーシャルレンディング・不動産投資型クラウドファンディングの投資総額は7000万円を超える状態になりました。

投資先の選択肢が増えてきたということも、投資家側からすると非常にありがたいことですね。

 

今ではソーシャルレンディング運営会社は数多くありますが、私の投資先は、SBIソーシャルレンディング、オーナーズブック、TATERU Fundingが大半を占めています。

 

そんな中、今年はついに最大の出資先であるSBISLで返済遅延がありました。

ただし、その後の担保権実行等、回収は非常に迅速で私の出資案件では100%以上戻ってきましたので、より信頼度は増しました。

ソーシャルレンディング業界の現状は、不動産担保付きのものが主流ですので、その不動産担保価値を適正に見極める能力があるかどうか(第三者による鑑定と自社鑑定により最終判断する能力)、さらには返済遅延が発生した場合に担保権を実行する能力があるかどうか(貸付先が関連会社の場合その能力に疑問が出て来ます)が非常に重要になってきます。

担保価値については若干の疑問は残りましたが、SBISLにはそれらの能力が最終的な結果から判断すると備わっていたことになります。

 

私は、投資先は分散と共に「投資先は片寄らせてなんぼ」だとも考えています。株式投資では、投資額が大きくなってきてからは長期保有目的で分散投資をするようになりましたが、投資先を自信のある企業に片寄らせていたからこそ資産を大きく増やせたのだと思っています。

株式投資について言えば、まず土台を自信のある投資先数社で固めた上で、その上に数百の分散投資先を積み重ねていくイメージですかね。

 

ソーシャルレンディング投資についても、選択肢は増えてきましたが、メインの投資先は数社に決めて投資していくべきだと考えています。

ソーシャルレンディング投資は株式投資とは異なり、値動きのない完全にインカムゲインを狙う投資であり、流動性もありませんので、社債と同じく「第一に運営会社の安全性を重視」していくべきだと考えています。

したがって、片寄らせるのは運営会社の財務基盤が安定していて、株主の信頼を裏切る行為を恐れるような会社であるか(株式を上場しているか、上場企業の子会社であるか、上場企業が出資をしているかetc)を重視してということになります。

そんな観点から、案件ごとの安全性も考慮して投資していったところ、現在では先の三社に片寄ってしまったという感じです。

 

私は、最終的にはソーシャルレンディング投資総額1億円で年収500万円(税引き後)を安定的に得られる状態を目指しています。

これは、ソーシャルレンディング事業者内の比較では低利回りの事業者をメイン投資先としても達成可能な目標であると考えています。

 

そのためには、投資家に虚偽の説明を行うような悪質業者が駆逐されて業界が健全な発展を遂げてもらうことが前提条件になりますので、そのあたりを次回の記事で書かせていただく予定にしています。