ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【進化】Funds(ファンズ)抽選方式第1弾!リースバック事業「あんばい」ファンド#2

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

次々とソシャレン業界の課題を解決していっているFunds(ファンズ)ですが、今回は抽選方式による募集第1弾が発表されました!

内容を拝見させていただきましたが、これなら投資しにくい状況がいくらか改善されることになると思います。

今回も、東証一部上場企業を貸付先とする案件になります。 

 

【リースバック事業「あんばい」ファンド#2】 

予定利回り(年率・税引前):3.0%
募集金額:244,000,000円(内1億円を抽選方式で募集)
運用期間:約11ヶ月(2019/7/29〜2020/6/30予定)
担保・保証:担保なし・保証なし
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
最低成立金額:30,000,000円
最低投資金額:1円
募集期間:2019/7/4 〜 2019/7/9 10:00(抽選方式),2019/7/12 19:00 〜 2019/7/22 12:00(先着方式)

 

なお、抽選方式での投資金額の上限は一人につき100万円となっています。

抽選方式では1億円の募集ですが、どの程度の倍率になるのかは想像がつかないですね。

前回は募集総額が1億円でしたが、先着順で瞬間蒸発でした。

今回は、前回募集時よりも0.5%低い利回りに設定されていますし、前回投資できた方は今回は見送るということも考えられますので、投資し易くはなっていると思います。

さらに抽選に漏れても1億4,400万円の先着順での募集枠があるというのがありがたいですね。

 

今回のファンドの貸付先も、前回と同じで東証一部上場の「株式会社インテリックス」になります。

そして、借り手企業への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手であるインテリックス社が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。

なお、ファンドで募集された資金は、リースバック事業「あんばい」での不動産取得資金に利用されます。

また、今回インテリックス社がFundsを利用する理由は、リースバック事業「あんばい」を始めとするインテリックス社の認知度向上を期待するためとのことで、投資家にとっては非常にありがたいPR方法だと思います。

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 Funds公式サイト
Funds

 

1995年創業のインテリックスは中古マンション再生販売専業の最大手で、17年開始のリースバック事業は認知度が向上し、契約件数の伸びが加速がしています。

業績面では前期までは、利益はやや減少傾向にありますが、十分な水準を保っており、売上高は右肩上がりになっていたのですが、今期は売上高・利益ともに苦戦しているようです。

とは言いましても、自己資本は十分にあり、ファンド運用期間の1年やそこらで倒産やそれに準ずる状態になる可能性は極めて低いと思います。

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(株式会社インテリックス2019年5月期3Q決算説明資料より抜粋)

上記3Q決算を読むと、今期は苦戦しているようですが、株価水準はそれをおり込み済みで予想PER7.28倍、実績PBR0.62倍、予想配当利回り4.84%となっています。

今回募集のファンド利回りは3.0%ですので、減配の可能性はあるかもしれませんが、現時点の数字だけを比較すると株式投資による配当利回りの方が高い水準にあります。

値動きのある株式投資をするのであれば、7月11日発表の本決算内容を見てからにするところですが、まあ、貸付先が生き延びてくれさえすればいいリコースローンですから待たずに投資しても問題ないでしょう。

 

ファンズに関してはクリック競争に熱くなって一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。

リースバック事業「あんばい」ファンドには前回50万円投資済みですが、今回も参戦させていただく予定です。

Funds公式サイト
Funds

※私は、Funds募集ファンドについては、かなり安全性の高い仕組みになっていると判断していますが、元本保証ではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。