こんばんは!クリック合戦と抽選に挑戦しまくっているサイタマンです。
投資家から絶大な支持を得ているソーシャルレンディングプラットフォーム
大人気過ぎて、3%以上の利回りのファンドは全て高倍率抽選かクリック合戦となっています。
2%台でも募集総額1億円未満のファンドは軒並み高い競争率です。
だからこれが募集枠の奪い合い回避のためには正解なのでしょう。
今回募集告知のあったリースバック事業「あんばい」ファンド#10
の利回りは1.8%となっています。
【リースバック事業「あんばい」ファンド#10】
予定利回り(年率・税引前):1.8%
募集金額:5,000万円
運用期間:約14ヶ月(2020/7/31〜2021/9/30予定)
担保・保証:担保なし・保証なし
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
募集期間:2020/7/15 19:00 〜 2020/7/22 15:00
わかりますよ。利回り2.0%で2億円の募集枠、前回は利回り1.7%で5,000万円の募集枠、これくらいでクリック合戦にはならず、しかも満額成立という理想的な形となっていますから。
先着方式なら、「募集開始時間にPC前に正座して待っている者は全員投資できる状況」が望ましいです。
しかし、インテリックスの本日株価から計算した予想配当利回りは4.76%なんですよね。
これをどう考えるか。
もちろん、値動きのある株式投資の配当利回りとソーシャルレンディングの利回りを比べるのはナンセンスではありますが、この水準なら株式投資家としてはインテリックス株の値動きを追った方が理にかなっているような気がします。
いくら「社債のようなもの」とはいえ、雑所得扱いという点も考慮すると個人的には2.0%くらいが下限ギリギリのような気がしています。
まさに「利息でコツコツ、社債に代わる新しい投資を始めよう」 のキャッチコピーどおりのファンドではありますが、この利回りなら、今月はキャッシュバックをあわせて利回り3%を超えるCRE Fundingの方に投資したいと思います。
本ファンドシリーズの貸付先は、東証一部上場の「株式会社インテリックス」になります。
そして、借り手企業への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手であるインテリックス社が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
なお、ファンドで募集された資金は、リースバック事業「あんばい」での不動産取得資金に利用されます。
また、インテリックス社がFundsを利用している理由は、リースバック事業「あんばい」を始めとするインテリックス社の認知度向上を期待するためとのことで、投資家にとっては非常にありがたいPR方法だと思います。
ファンズ案件では、借り手企業(主に上場企業やその関連会社)への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手企業が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
従って、案件が異なっていても、同じ企業への貸付の場合はリスクの程度に違いはないことになります。
この点、不動産投資型クラウドファンディングの場合は、対象物件ごとに条件は異なってきますので、個別ファンドごとの検討が必要になってきます。
ファンズに関してはクリック合戦に熱くなって一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません。
なお、ファンズでは抽選方式による募集も実施されていますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。