こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
もう老舗と呼んで差し支えないであろうOwnersBook(オーナーズブック)から新規案件の募集告知がありました。
【千代田区オフィス第3号ファンド第1回】
予定利回り(年換算):4.5%
募集金額:264,100,000円
運用期間:25ヶ月
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
募集期間:2019/6/10 18:00 〜
オーナーズブックは他社が簡単にしか担保内容や借り手の状況をを明らかにしていない頃から、それらを割と詳細に記載してくれていました。
だからこそ、自分なりに案件選別の判断ができたわけで、その点では非常に評価しています。
しかし、金融庁による貸付先の匿名化要請がなくなってからは、貸付先企業名を公開する事業者も増えてきましたので、相対的にオーナーズブックの情報公開度は下がっています。
今回の案件についても、不動産保有会社から同意を得られなかったため、担保不動産・借入人に関する詳細な情報の開示は控えるとのことです。
まあ、私の場合は、そもそも貸付先企業名が公開されたところで、非上場企業の場合、個人投資家が短期間で調査できることなんてほとんどないと思っていますので、これで構わないのですが。
なお、開示されている情報からの判断にはなりますが、昨年までのオーナーズブック案件は、個人的には好条件だと感じる案件が案外簡単に投資できたり(ほとんどの場合、利回り4%台前半の1億円超え案件)、それほど良いとも思えない案件が瞬間蒸発したりしていたんですよね。
今年に入ってからはほとんどの案件で激しいクリック合戦になっていますが・・・
もう、オーナーズブックレベルの信頼を勝ち取れば、案件の内容など関係なく確実に資金は集まりますね。
今回の案件は募集額が比較的大きいため、クリック合戦にはなってもパソコン前待機していれば、比較的容易に投資出来てしまうかもしれません。
しかし私の場合は、オーナーズブックの人気が高すぎて全く投資できないことから、口座に滞留していた資金を全額出金してしまっています。
再入金してクリック合戦に挑んでもいいのですが、オーナーズブックの場合は例外なくフリーズしてエラーが出てしまいますので、確実にイライラさせられることになります。そして、投資できないとそのまま資金は拘束されてしまうという流れになります。
他の事業者の場合は、クリック合戦に敗れた場合でも、比較的サクサク動いた上で「今回は投資できませんでした」という感じなのですが、オーナーズブックの場合は、何分も待たされた上で強制ログアウトさせられたりします。
オーナーズブックのクリック合戦では、あまりにもイライラが積み重なりましたので、よほどの大型案件で確実に投資できる場合以外は、サーバー強化が告知されるまではオーナーズブックでは投資しないことに決めています。
今回は2億6,410万円の募集ですので、口座に滞留している資金がある方はクリック合戦に挑んでみてもいいかもしれません。
今回もオーナーズブック案件は貸付先企業名非公開となりました。
投資家の立場からすると、貸付先企業が承諾して情報が開示され、なおかつそれがどうみても信用に足る企業であれば一番良いわけですが、そんなケースは稀ではないでしょうか・・・
私は、不動産投資のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されているからこそ多額の資金を投入していました(クリック合戦に敗れてばかりで新規投資ができていないため、投資額がかなり減少してきましたので過去形とさせていただきました)。
その評価額を鵜呑みにしているわけではありませんが、一定水準の担保価値があることを信じたうえで、良い案件とイマイチな案件を選別させていただいています。
つまり、maneoのような極めていい加減な評価はしていないと信じられるからこそ案件の選別が出来るんですよね。
オーナーズブックに関しては、今回のように貸付先を開示しない理由を記載してくれればそれで良いですし、今後も担保内容や借り手の状況説明を読んで、投資するかどうか判断させていただこうと思っていますが、それはサーバーの強化が大前提です。
サーバーが強化されない限りは、確実に投資できる大型案件以外はスルーさせていただきます。
※私は現在のところ、OwnersBookには680万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。