こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴8年のサイタマンです。
募集にやや苦戦していたOwnersBook(オーナーズブック)の海外案件第一号「US非上場eREIT第1号ファンド」は何とか成立しましたね(最低目標募集額3億円)。
運用期間が5年2ヶ月と長期、米国と日本でダブルで課税される、為替リスクヘッジがされていないと低評価の記事が目立ちましたが、それらを踏まえた上で50万円ならと投資させていただきました。
私の場合は、米ドル建て資産をそれほど保有していませんし、分散投資の観点からも少額ならいいかなという感じです。
あとは配当があるまで、投資したことを忘れてひたすら待つのみですね。
そして、現在、オーナーズブックでは抽選方式ファンドの募集がされています。
デポジット口座に資金が滞留していますので、こちらのファンドにも当然応募させていただきました。
一人当たり申込金額は30万円が上限となっていますが、それでも現時点でも高倍率となっています。
募集期限は18日10時までなのに、既に3.5倍の応募が集まっています。
私も、上限の30万円申し込みさせていただきました。
案件内容は、墨田区江東橋に所在するマンション用地(現在は月極駐車場として利用)を担保とする「シニアローン」への投資となります。本物件を所有する株式会社カワムラ建設に6,500万円の貸付が行われます。
【墨田区マンション用地第2号第1回】
予定利回り(年換算):4.5%
募集金額:65,000,000円
運用期間:13ヶ月
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
投資実行予定日:2019/10/31
LTV79.7%のシニアローンで利回りは4.5%、借り手は過去3期にわたって経常利益・当期純利益を計上しているとのことです。
なお、今回の案件についても、不動産保有会社から同意を得られなかったため、担保不動産・借入人に関する詳細な情報の開示は控えるとのことです。
今回の案件は予定運用期間が13ヶ月とそれほど長くなく、利回りも4.5%と低くはありませんので、長期案件を好まない投資家からも応募があるでしょうから、締め切りまでには更に倍率は上がるでしょう。
高倍率になったとしても、抽選方式でかつ上限30万円というのは、これ以上投資家に配慮のしようがない募集方法だと思いますので、これなら当選しなくても納得ができます。
私の場合は、今年に入って軍資金約700万円がオーナーズブックから不動産投資型クラウドファンディングサービスのCREAL+FANTAS funding + Jointoα(ジョイントアルファ) に流れた計算になりますが、これ以上オーナーズブックから出金する予定はありません。
投資資金がデポジット口座に滞留してしまうのは気分が悪いので、よほどおかしなことがなければ、口座から資金がなくなるまで、今後のオーナーズブック抽選方式案件全てに申し込んでみる予定です。
OwnersBookは運用期間2年程度の比較的長期の案件が多いため、他社の短期案件の方が安心だという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には「①頻繁にクリック合戦をしなくてよく、②対象物件の種類の面でも多岐にわたって組成でき、③募集から運用までの待機期間ロスが長期運用により打ち消される」オーナーズブックのような長期案件の方が好みです(もちろん利回りや担保物件によって違ってきますが)。
私の場合は、抽選方式導入までは募集開始時間が非公開であったり、エラーが頻発するクリック合戦に勝てず、そして、抽選方式導入後は1度しか当選していないため、今年に入ってからオーナーズブックでの投資額は減少しています。
しかし、不動産鑑定のプロ集団(オーナーズブック)による評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い担保不動産の評価額が決定されている案件は、安全性の面では他のソーシャルレンディング事業者組成案件よりも上ではないかと考えていますので、初めてソーシャルレンディング投資をされる方は、まずはここから開始してみてはいかがでしょうか。