こんばんは!個別銘柄収集家のサイタマンです。
4月18日付で、ソーシャルレンディングプラットフォーム事業(Funds(ファンズ))を展開するクラウドポートと東証マザーズ上場の株式会社イントランスの子会社である株式会社イントランスファンディングの業務提携が締結されました。そして、4月25日にイントランス社が手掛ける古民家宿泊事業を出資対象とするファンドの募集が発表されました。
イントランス株は保有していますが、上昇力が弱かった・・・もう一段吹き上がってくれれば利益確定できたのにおしかったです。
業務提携とファンド募集の発表が25日の大引け後でしたので、翌26日は寄りで一瞬吹き上がりましたが、すぐに元の水準に落ち着いてしまいました。
欲張らずに利益確定させておけば良かったか・・・
やはり低位株は利食い売りに押し戻されてしまいますね。
値動きのある株式投資の場合は、ほとんど誰も見向きもしないようなときに買わないと大きくは儲からないと思っていますので、イントランスのような赤字・無配転落した銘柄も好んで買っているわけですが、こういう銘柄が結構儲かるんですよね。
もちろん復活の可能性もほとんどなく売却前に倒産してしまいそうな銘柄を買うのは論外ですが、私の場合は20年近い株式投資歴において、この手法で買って倒産してしまった銘柄は一つもありません。
日本株の場合、逆に業績好調で人気上昇中の銘柄を買う方が下落リスクが高い割りに大きくは儲からないと思っています。
【イントランス・バケーションズ 京町家ファンド#1】
予定利回り(年率・税引前):4.5%
募集金額:30,000,000円
運用期間:約12ヶ月(2019/5/23〜2020/4/30予定)
担保・保証:担保なし・保証なし
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
最低成立金額:30,000,000円
最低投資金額:1円
募集期間:2019/5/9 18:00 〜 2019/5/16 15:00
これも確実に瞬間蒸発です。
お疲れ様でした・・・で終わってもいいのですが、一応イントランス株も保有していることですし、簡単に触れさせていただきます。
今回のファンドも当然ではありますが、「貸付先が明示」 されています。
貸付先は株式会社イントランスファンディングの100%親会社である東証マザーズ上場の「株式会社イントランス」になります。
1998年創業のイントランスは中古不動産を付加価値化して売却する事業が主力で、建物管理やハーブガーデン運営も手がけています。
業績面では、前期は赤字でしたが当期と来期は黒字予想となっており、最新の決算情報からも復調傾向にあるとみて良いと思います。
(株式会社イントランス2019年3月期3Q決算説明資料より抜粋)
業績のブレが大きいので株を買うのであれば時期に要注意ではありますが、自己資本は31.3億円ありますので、ファンド運用期間の1年で倒産やそれに準ずる状況にはならない可能性が高いと思います。
ファンズに関してはクリック競争に熱くなって一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
今回の案件については、確実に激しいクリック競争になると思いますが、5月9日18時に用事がなければ参戦しようかと思っています。
※私は、Funds募集ファンドについては、かなり安全性の高い仕組みになっていると判断していますが、元本保証ではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。