ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【共感】分散投資のマジックナンバーは「30」

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こんにちは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

クラウドクレジット には今年から投資を開始したのですが、コミュニティブログが面白いですね。

私は、新興国への分散投資の効果には懐疑的でしたので今年まで様子見をしていたのですが、少額でもいいのでもっと早くから投資をしておけば良かったかもしれません。

ほとんどの投稿を読ませていただきましたが、納得させられるところが多くあります。

例えば、以下はクラウドクレジットコミュニティブログ最新の投稿になります。

 

分散投資のマジックナンバーは「30」|クラウドクレジット

貸付先が1つや数件くらいだと、小さい確率とはいえ、資産が大幅に棄損する可能性のあることが分かります。

しかし、貸付先を10、20、30と増やすにつれて、小さな確率で起きるケースに当たってしまったとしても、資産の棄損率は格段に小さくなっていることが見てとれます。これが分散投資の効果です。

その一方で、貸付先の数が30を超えると、40、50と増やしていっても、資産の棄損率の低減効果が小さくなっていくことも見てとれます。ここから、「30」は分散投資のマジックナンバーといわれており、「いくつに分散投資をすればよいのか?」という疑問に対するひとつの目安になっています。

2019年4月現在、クラウドクレジットは、投資家の方にちょうど30程度の事業者への投資を行う機会をご提供しています。

(クラウドクレジットコミュニティブログより引用)

分散投資のマジックナンバーは「30」ですか。

完全にこの論に乗っかってしまう形になってしまいますが、私も大体30くらいに分散投資すれば、それ以上の分散はあまり意味がないのかなあと感じていました。

以前の記事で、30銘柄も買えばTOPIXや日経平均株価に連動するインデックス投信と同じようなパフォーマンスは出せると書かせていただきましたが、長年株式投資をしていますと、感覚的に「30」くらいで分散投資の効果は十分得られると感じるようになります。

www.socialen.net

 

もちろん、みんなのクレジットやラッキーバンクのような身内貸しや、maneoマーケットのようなそもそもの貸付先審査がめちゃくちゃなところで30ヶ所に分散投資をしても全く意味はありませんので、貸付先の審査が信用できるところで30ヶ所に分散させる必要はあります。

この点、SBIソーシャルレンディング は運営がSBIグループで、不動産担保ローン事業者ファンドシリーズでは貸付先が複数に分散されていますし、Funds では上場企業やその子会社への貸付け案件が複数ありますので、分散投資をすることによってリスクはかなり低減されるのではないでしょうか。

 

なお、私の場合はクラウドクレジットでは、10案件に合計50万円を分散投資させていただいているのですが、ドル、ユーロは通貨価値が安定していて大暴落の危険性が比較的低いので、ここを中心に投資させていただいています。

しかし、杉山社長が推奨するように全30案件に分散投資してみても良かったかもしれませんね。

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【クラウドクレジット】

クラウドクレジットの昨年12月末時点での損益分布は以下のとおりで、平均利回りは5.94%です(※追記:下記損益統計は、為替の変動は考慮されていません)

このような詳細な損益統計が示されているサービスは他にはありませんので、非常にオープンで評価できる点だと思います。

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(クラウドクレジットHP運用状況より引用)

海外案件を専門に扱うクラウドクレジット案件に投資する際に、貸付先の貸し倒れリスクを考慮せず、あまりハイリスクな案件ばかりに集中投資すれば、マイナスリターンになる可能性もありますので、社長も推奨しているようにクラウドクレジット案件内で分散投資をしていきたいと考えています。

 

例えば、下のグラフは、私も今回10万円投資させていただいた「東欧金融事業者支援ファンド(ユーロ建て)シリーズ」の2月償還分の運用状況についての満期時報告から抜粋したものですが、ユーロ建てでは当初の予定通りの利回りを達成できたにも関わらず、運用開始時に1ユーロ当たり 128.74 円だった為替換算レートが運用終了時に1ユーロ当たり 124.44 円となり、先月償還分については円高が進行した結果、円建てでの運用成績がファンド募集時の期待利回りを下回る結果となっています。 

為替差損分を事業収益配当分でほとんどペイできてはいますが、地域・通貨分散することによって、よりリスクは低減されると思います。

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なお、為替差損益は常に発生しますので仕方ないわけですが、投資時期の見極めは非常に重要な要素になってくると思います。

私は、投資実行時の為替水準から判断して、為替ヘッジなし案件を中心に投資させていただきましたが、海外案件への初挑戦が成功するかどうかは為替相場に大きく左右されそうです。

 【クラウドクレジット】

※クラウドクレジットについては、事業者内で案件分散していればリターンがマイナスになるリスクは抑えられるものと判断していますが、元本保証ではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。