こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
今週、クラウドクレジットで初投資を行いました。
私はソーシャルレンディング投資を始めて7年以上になりますが、これが海外案件への初投資になります。
10案件に合計50万円を分散投資させていただきました。
なお、10万円だけは為替ヘッジありにしてみました。
海外案件については償還実績を見極めたかったので、投資を見送っていた側面もありますので、基本的には償還実績のあるファンドを中心に選んでみました。
ロシアルーブル建てのユーラシア金融事業者ファンドは、まだ償還実績はなかったのですが、ロシアルーブルの対円レートをみて10万円投資にしてみました。
残りは1万円ずつ少額で高リスクそうな案件にお試し投資してみました。
クラウドクレジットの昨年11月末時点での損益分布は以下のとおりで、平均利回りは6.77%です(※追記:下記損益統計は、為替の変動は考慮されていません)。
このような詳細な損益統計が示されているサービスは他にはありませんので、非常にオープンで評価できる点だと思います。
(クラウドクレジットHP運用状況より引用)
海外案件を専門に扱うクラウドクレジット案件に投資する際に、貸付先の貸し倒れリスクを考慮せず、あまりハイリスクな案件ばかりに集中投資すれば、マイナスリターンになる可能性もありますので、個人的にはクラウドクレジット案件内で分散投資をしていきたいと考えています。
例えば、下のグラフは、私も今回10万円投資させていただいた「東欧金融事業者支援ファンド(ユーロ建て)シリーズ」の先月償還分の運用状況についての満期時報告から抜粋したものですが、ユーロ建てでは当初の予定通りの利回りを達成できたにも関わらず、運用開始時に1ユーロ当たり 128.74 円だった為替換算レートが運用終了時に1ユーロ当たり 124.44 円となり、先月償還分については円高が進行した結果、円建てでの運用成績がファンド募集時の期待利回りを下回る結果となっています。
それでも、為替差損分を事業収益配当分でほとんどペイできているのは、先月償還分に投資されていた方からすれば、まだ良かったのではないでしょうか。
為替差損益は常に発生しますので仕方ないわけですが、投資時期の見極めは非常に重要な要素になってくると思います。
私は、現在の為替水準から判断して、為替ヘッジなし案件を中心に投資させていただきましたが、海外案件への初挑戦が成功するかどうかは為替相場に大きく左右されそうです。
※クラウドクレジットについては、事業者内で案件分散していればリターンがマイナスになるリスクは抑えられるものと判断していますが、元本保証ではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。