ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

【悪夢の令和3年版】maneoマーケットの延滞総額は1年間でどうなった?

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おはようございます!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

さて、今年も令和恒例の「マネオファミリー延滞総額」をまとめたいと思います。

何故この時期に?ということですが、単に5月から令和時代が始まって、令和元年5月から延滞総額をまとめ始めたからという理由だけです(笑)

 

私の場合は、グリーンインフラレンディング事案発覚後は、LCレンディングをのぞくmaneoマーケットでの投資をストップしましたが、逃げ切れなかった79万円(グリーンインフラレンディングで73万円、マネオで6万円)が返済遅延となりました。

しかし、maneoの6万円は無事返済されましたので、個人的な返済遅延先はグリーンインフラレンディングの73万円となっています。

 

みんなのクレジット、ラッキーバンク、トラストレンディングは明らかに怪しかったため回避できましたが、そうそうたるベンチャーキャピタルが出資していた高利回りのmaneoマーケット系には入れてしまいました。

maneoマーケットでは、maneo、LCレンディング、クラウドリース、スマートレンド、グリーンインフラレンディング、プレリートファンドに投資していたのですが、グリフラ事案発覚後に新規投資をストップしたため、傷が浅くすみ、maneoマーケット投資全体では大幅なプラス収支となりましたので、その点は良かったと思っています。

投資をストップしていなければ、恐らくクラウドリースでも延滞を喰らうことになっていたと思います。

それと、海外案件については、大手のクラウドクレジットでも慎重に投資しているくらいですので、maneoマーケットの海外案件など初めから眼中になかったのも傷が浅くすんだ原因かと思います。

 

ということで、maneoマーケットにはもはや何の恨みもないのですが、グリフラ事案が解決するまでは追い続けたいと思っています。

 

令和元年5月1日現在のマネオファミリー延滞総額】

マネオ:6,767,957,123円(運用中金額に対する延滞中金額の割合22.7%)

グリーンインフラレンディング:12,679,852,760円(100%)

ガイアファンディング:4,105,042,430円(100%)

クラウドリース: 5,813,670,154円(100%)

キャッシュフローファイナンス:802,127,373円(75.8%)

アメリカンファンディング:107,560,000円(26.2%)

延滞総額:302億7,620万9,840円 

 

令和2年5月12日現在のマネオファミリー延滞総額】

マネオ:4,882,716,277 円(一部回収の金額は含まず)

グリーンインフラレンディング:12,679,852,760円

ガイアファンディング:3,920,102,430円

クラウドリース: 5,518,133,340円

キャッシュフローファイナンス:873,952,097円

アメリカンファンディング:202,270,369円

延滞総額:280億7,702万7,273円

 

令和3年5月16日現在のマネオファミリー延滞総額】

マネオ:10,988,537,303円(デフォルト21,930,895円)

グリーンインフラレンディング:12,679,852,760円

ガイアファンディング:3,920,102,430円

クラウドリース: 5,518,133,340円

キャッシュフローファイナンス:0円(デフォルト825,685,389円)

アメリカンファンディング:120,574,960円

プレリートファンド:121,971,234円

延滞総額:333億4,917万2,027円

 

昨年5月時点では運用中となっていたマネオの案件の多くが延滞となったため、マネオの延滞額が激増しています。

その額何と100億円超え!

この影響でマネオファミリーの延滞総額は減るどころが激増する結果となりました。

 

グリーンインフラレンディング、ガイアファンディング、クラウドリースの延滞額には何の変化もありません。

平成から令和の時代に移り丸2年が経過しましたが、数字的にはほぼ何もしていないのと同じことになります。

この3事業者で数%の返済しかされないとなると、募集事業者maneoマーケットとしては、みんなのクレジットやラッキーバンクをはるかに上回る金額となります。

 

キャッシュフローファイナンスについては、全体として見ると延滞額の数%の返済のみでデフォルトさせてきましたね。

デフォルト総額8億2,568万円ですか。

ここは、貸付先の選定からmaneoマーケットへの丸投げまで、根本貴宏社長の無能さが際立っていました。

 

昨年、アメリカンファンディングについては、延滞組の中では返済意思のある事業者ではないかと書かせていただきましたが、延滞額は1億2,057万円と半減近くになっていますね。

ただし、返済可能分はかなり回収されたものと思われますので、ここから更なる大きな回収というのは、なかなか困難なのではないでしょうか。

 

そして、新たにプレリートファンドで延滞が発生していますが、これはホテル案件がコロナ禍の影響を受けた結果ですので、仕方がないことかと思います。

 

これから投資を始めてみようという方は、業界最大手のソーシャルレンディング事業者でこんな黒歴史があったということを意識して慎重に事業者選びをしてください。

SBISLでも問題が発生しましたが、最終的にはSBIHDが一定の責任を取ることがほぼ決定したわけで、比べるまでもなく良対応だったことが分かります。

 

さて、令和4年には、延滞案件のほとんどがデフォルトとなっているのか、まだグダグダとやっているのか・・・どうなっているでしょうか。