おはようございます!クリック合戦と抽選に挑戦しまくっているサイタマンです。
投資家から絶大な支持を得ているFunds(ファンズ) の抽選方式「RAKU CAFEファンド#1」に投資申込しました!
利回り3.0%、5,000万円(抽選2,500万円、先着2,500万円)の募集ですが、現時点で1,295%(約13倍)という非常に高い倍率となっています。
2,500万円と募集額が小さいため、高倍率抽選となるのは当然のことかもしれませんが、3億円以上の応募というのはいくら何でも殺到し過ぎのような気がします。
約5ヶ月という短期運用で、低利回りのファンズ案件のなかでは、もはや高い部類として扱わなければならない利回り3.0%というのが人気化している理由でしょうか。
私も、これが長期運用案件だと恐らく投資しないところ、約5ヶ月という短期運用なので応募させていただいたわけですが。
募集期限は8月25日10時までとなっています。
融資先の株式会社極楽湯ホールディングスは、1980年の設立の東証JASDAQ上場企業です。
同社は、『「ゆ」から世界を新しく。』をコンセプトに、グループ会社を通じて「極楽湯」及び「RAKU SPA」の直営事業・フランチャイズビジネスを展開しています。「極楽湯」「RAKU SPA」をはじめとする温浴施設を国内45店舗展開し、店舗数は国内No.1となっています。
なお、業績面では、新型コロナウイルスの影響により、国内、海外とも大苦戦しています。
当社グループは、当連結会計年度において新型コロナウイルスの影響による中国連結子会社における臨時休業や日本での外出自粛要請等によって売上高が減少し、減損損失等の特別損失の計上をしたことにより、3,264百万円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。この業績の悪化に伴い、取引金融機関とのシンジケートローンの借入契約に付されている財務制限条項に抵触することとなりました。また、2020年4月以降、日本の店舗でも臨時休業を余儀なくされるなど手元流動性の確保に支障が生じる可能性があることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
(株式会社極楽湯ホールディングス事業報告より抜粋)
ただし、極楽湯ホールディングスは、2020年7月に14億円を超える資金調達を実施し、手元資金の確保に成功したため、財務状況は改善しています。
また、同社グループの温浴施設である「極楽湯」、「RAKU SPA」は2020年3月下旬から一部店舗の営業時間短縮や休業を実施していましたが、同年4月下旬以降、政府発表の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」や外出自粛要請の解除により、順次営業再開を進められています。
稼働率は、2020年4月単月で前年同月比約30%に低下しましたが、緊急事態宣言解除後は回復基調にあるとのことです。
今回の出資金は、「お風呂のないRAKU SPA」をコンセプトに掲げた「RAKU CAFE 門前仲町」の出店資金などに利用されます。
なお、募集された資金は「RAKU CAFE 門前仲町」の出店資金などに利用されますが、極楽湯ホールディングスへの貸付はリコースローンになりますので、たまたま当該事業が上手くいかなかった場合でも極楽湯ホールディングスが借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
ファンズでは、このように全ファンドに関して、上場企業やその関連会社がファンド組成してグループ内で貸し出すかたちになりますので、それなりに信用度の高い企業に貸し出すことができることになります。
今回のファンドには、「RAKU CAFE 門前仲町」の利用料金が期間中何度でも20%オフになる優待もついていますので、利用できる環境にある方にとってはお得ですね。
ファンズがサービスを開始するまでは、ソーシャルレンディングでここまで案件内容と貸付先が明示されて信頼性の高いファンドが組成されることになるとは思っていませんでした。
案件内容と貸付先の開示という点ではファンズの功績は非常に大きいと思います。
ファンズに関しては一企業に一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません(需要過多のため投資できるかどうかは分かりませんが・・・)。
なお、ファンズでは今回の「RAKU CAFEファンド#1」のように抽選方式による募集も実施されることがありますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。
まあ、今回のように数千万円の募集額だと、抽選・先着どちらでも絶望的な気分になるわけですが(笑)