こんばんは!クリック合戦と抽選に挑戦しまくっているサイタマンです。
SBIソーシャルレンディングの「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド33号」の集まり方すごかったですね。
41億円という史上最大の募集でしたので、引け後でも余裕で間に合うだろうと思い、11時半頃に見たところ、既に8割以上埋まっていて、20万円だけですが、慌てて投資させていただきました。
次に、13時頃再確認したところ、満額成立となっていましたので、ほんの2~3時間で41億円が埋まってしまったことになります。
やはり、他の事業者も認知されてきたとはいえ、SBISLの人気は頭一つ抜けていますね。
さて、SBISLの利回りには到底及びませんが、投資家から絶大な支持を得ているFunds(ファンズ) の抽選方式「極楽湯RAKU SPAファンド#1」に投資申込しました!
こちらも20万円。
一応、融資型・投資型クラウドファンディングは4,000万円程度で回そうとしてはいますが、最近は投資したい案件が多く、どんどんオーバーしていっている状態です。
利回り2.0%、5,000万円(抽選3,000万円、先着2,000万円)の募集ですが、現時点で868%という非常に高い倍率となっています。
抽選枠3,000万円と比較的小さいため、高倍率抽選となるのは当然のことかもしれませんが、これは確実に10倍は超えてきますね。
前回の極楽湯案件は、利回り3.0%でしたので、人気化するのも分かるのですが、今回は2.0%となっています。
約6ヶ月という短期運用で、かつ優待も付いてくることも人気化している理由でしょうか。
抽選方式募集期限は10月27日10時までとなっています。
融資先の株式会社極楽湯ホールディングスは、1980年の設立の東証JASDAQ上場企業です。
同社は、『「ゆ」から世界を新しく。』をコンセプトに、グループ会社を通じて「極楽湯」及び「RAKU SPA」の直営事業・フランチャイズビジネスを展開しています。「極楽湯」「RAKU SPA」をはじめとする温浴施設を国内45店舗展開し、店舗数は国内No.1となっています。
なお、業績面では、新型コロナウイルスの影響により、国内、海外とも苦戦しています。
当社グループは、当連結会計年度において新型コロナウイルスの影響による中国連結子会社における臨時休業や日本での外出自粛要請等によって売上高が減少し、減損損失等の特別損失の計上をしたことにより、3,264百万円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。この業績の悪化に伴い、取引金融機関とのシンジケートローンの借入契約に付されている財務制限条項に抵触することとなりました。また、2020年4月以降、日本の店舗でも臨時休業を余儀なくされるなど手元流動性の確保に支障が生じる可能性があることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
(株式会社極楽湯ホールディングス事業報告より抜粋)
ただし、極楽湯ホールディングスは、2020年7月に14億円を超える資金調達を実施し、手元資金の確保に成功したため、財務状況は改善しています。
また、同社グループの温浴施設である「極楽湯」、「RAKU SPA」は2020年3月下旬から一部店舗の営業時間短縮や休業を実施していましたが、同年4月下旬以降、政府発表の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」や外出自粛要請の解除により、順次営業再開を進められています。
稼働率は、2020年4月単月で前年同月比約30%に低下しましたが、緊急事態宣言解除後は回復基調にあるとのことです。
今回の出資金は、極楽湯ホールディングスの100%子会社、極楽湯が運営する「RAKU SPA Cafe 浜松」の改修資金及び温浴施設事業の事業資金などに利用されます。
なお、募集された資金は「RAKU SPA Cafe 浜松」の改修資金及び温浴施設事業の事業資金などに利用されますが、極楽湯ホールディングスへの貸付はリコースローンになりますので、たまたま当該事業が上手くいかなかった場合でも極楽湯ホールディングスが借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
ファンズでは、このように全ファンドに関して、上場企業やその関連会社がファンド組成してグループ内で貸し出すかたちになりますので、それなりに信用度の高い企業に貸し出すことができることになります。
なお、今回のファンドには、2つの優待がついていますので、利用できる環境にある方にとってはお得ですね。
優待1: 「RAKU SPA Cafe浜松」のフリータイム料金(最大1,240円)が5回まで20%オフになるFunds優待券
優待2: 「RAKU CAFE 門前仲町」の利用料金が期間中何度でも20%オフになるFunds優待券
ファンズがサービスを開始するまでは、ソーシャルレンディングでここまで案件内容と貸付先が明示されて信頼性の高いファンドが組成されることになるとは思っていませんでした。
案件内容と貸付先の開示という点ではファンズの功績は非常に大きいと思います。
なお、ファンズでは現在、シリーズ化された「フリークアウト広告事業ファンド#2」の募集も実施されています。
私の場合は、フリークアウトの第1号ファンドで運用中ですので、今回は、極楽湯の方を狙わせていただきました。
ファンズに関しては一企業に一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません(需要過多のため投資できるかどうかは分かりませんが・・・)。
なお、ファンズでは今回の「極楽湯RAKU SPAファンド#1」のように抽選方式による募集も実施されることがありますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。
まあ、今回のように数千万円の募集額だと、抽選・先着どちらでも絶望的な気分になるわけですが、申し込まないことには当たらないわけで、毎回挑戦させていただいています。