こんにちは!ソーシャルレンディング投資歴9年目になるサイタマンです。
私の予想をはるかに上回る大人気事業者となったCrowd Bank(クラウドバンク)から出てきた「スター・マイカ・ホールディングス【東証一部上場】コラボレーションファンド」に投資させていただきました。
融資先およびプロジェクト内容が明確にされた手堅いファンドだと思いますが、運用期間は26ヶ月という長期案件になりますので、昨日償還があった分だけをそのまま再投資させていただきました。
Funds(ファンズ)のシステムとは異なり、これまでの案件では、上場企業名は会員限定情報でしたが、今回は全員に公開された形での募集となっています。
このファンドシリーズは、26ヶ月運用で約1億5千万円集められましたが、現在、25ヶ月運用の他条件は同じファンドの募集が始まっています。
融資予定金額に達するまで、しばらくは募集が続けられるのではないでしょうか。
本案件では、東証一部上場スター・マイカ・ホールディングス株式会社グループが保有する約100戸の賃貸中の分譲中古マンションを取得、運営する特定目的会社に対するバックファイナンスを行う目的で、当ファンドの直接の融資先となる合同会社に対し融資が行われます。
対象となる分譲中古マンションは、賃借人が居住中であるため、賃借人が居住している間の賃料収入を受領しながら、賃借人退去後に、必要に応じてリノベーションを行い順次売却が行われます。
特定目的会社の賃料収入および売却代金を原資として、融資先である合同会社を介して本件融資の返済がされます。
スター・マイカグループの紹介
スター・マイカグループは、「"作る"から"活かす"社会の実現へ」を経営理念に掲げ、分譲中古マンションの再生・流通を中心とした事業展開を行い、良質なリノベーションマンションを供給しております。特に、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったESGの概念を強く意識し、中古住宅に関するあらゆるニーズに応え続けることで、循環型社会の実現を後押ししております。
具体的には、賃借人が居住中である分譲中古マンションを1室単位で取得し、賃料収入を獲得するとともに、賃借人が退去した後にリノベーションを施して売却するというユニークなビジネスモデルを展開しており、年間の購入・売却取引数は合計で2,400室以上、保有戸数は3,400室とその実績は業界トップクラスです。長年に亘る事業展開を通じて、分譲中古マンションの管理、修繕およびリノベーションに関する豊富なノウハウを有しております。(出典:クラウドバンクHP)
それにしましても、クラウドバンクは、ここに来て投資家が選んでいて楽しいバラエティに富んだファンドの提供を再開してくれましたね。
現在のクラウドバンクの応募総額は972億円を突破しています。
証券会社が運営していて、実績も十分あり、デフォルトもゼロですので、人気化するのは当然のことかもしれませんが、この応募総額は、業界トップのmaneoの約1,642億円(新規募集停止中)、第2位のSBIソーシャルレンディングの約1,395億円(2020年5月時点)に次ぎソーシャルレンディング業界では第3位の数字です。
新規募集停止中のmaneoを除けば、規模的にはSBISLとクラウドバンクの2強状態となっています。
両事業者に共通するのは、「近年ずっと高利回りを維持している」という点ではないでしょうか。
SBISLの随時募集案件については、若干利回りが低下している案件もありますが、ほとんどの案件で6%以上の利回りを維持しています。
クラウドバンクに関しては、実質平均利回りが7%でデフォルトゼロというのは驚異的な成績だと思います。
まさに、ここまでは「待つだけ、資産運用」の宣伝文句どおりの運用結果だと言えます。
高利回り事業者がそろったmaneoマーケットが募集停止になりましたので、この高利回り二事業者の人気はますます高まってくるものと思われます。
クラウドバンクは、1万円以上1千円単位で投資できるのと、案件数が豊富で、案件の種類を選ばないという方であれば、デポジット口座に資金が滞留してしまうことが少ないため、複利効果が抜群です。
クラウドバンク案件については、わざわざクリック合戦をする必要がなく、少額でも投資しやすいところが良いと思います。
なお、クラウドバンクは、日本で最初に第一種金融商品取引業者としてソーシャルレンディング事業に進出した事業者になります。
ソーシャルレンディング事業者としての実績は6年以上になります。
私のクラウドバンクへの投資歴はSBISLの次に長く、クラウドバンクに最初に投資をしたのは、2013年12月のサービス開始時からになります。
現在では、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電などの自然エネルギー事業、香港のオンライン完結型消費者金融事業者支援、国内外の不動産を担保とする土地開発事業に対する融資案件を中心に募集されています。
そして、maneoマーケット利用事業者の相次ぐ返済遅延発生以降は、業界第3位の累計応募金額を誇るクラウドバンクの増加率は非常に大きくなっています。
私の場合、クラウドバンクは準主力事業者として長年投資していますので、既に累計分配金が現在の運用額を上回った状態になっています。
クラウドバンクへは、現在の運用額近辺を維持して、償還があるたびに再投資していきたいと考えています。
※私は現在のところ、クラウドバンクには65万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。