こんばんは!不動産投資型クラウドファンディングで超分散投資しているサイタマンです。
不動産投資型クラウドファンディングでは小口分散投資が可能ですので、資金を分けて投資していますが、もし大金を入れるならここになるでしょう。
東証一部上場企業が運営する Jointoα(ジョイントアルファ) から、新ファンドの募集告知がありました!
・案件名:アルファアセットファンド京都祇園第2回
・募集金額:2,170万円
・予定利回り(年利):3.8%
・運用期間:2020年02月01日~2020年07月31日
・最小投資金額:1口10万円
・募集期間:2020年1月15日12時 〜
なお、前回までは一人につき500万円までの投資上限金額が設定されていましたが、今回から一人につき100万円(10口)までの投資上限金額に変更されています。
対象物件は「プレサンス祇園宮川町」の一室で、「阪急河原町駅」徒歩4分と好立地にあります。
今回の案件は、穴吹興産が貸主、日本ネットワークサービスが借主となり、個人に転貸する形態になっています。
今回も、穴吹興産が30%の劣後出資を行ないます。
分配原資は賃料収入になりますが、日本ネットワークサービスと個人との間で2020年12月19日までの賃貸借契約が締結されています。
また、元本償還は物件の売却代金を原資として行われますが、30%までの価格下落であれば、投資家の元本は毀損しません。
皆さん、このファンドをご覧になって安全性の高いファンドだとお思いになりませんか?
個人的には、かなりおすすめできるファンドだと思います。
穴吹興産は1964年創業の不動産事業者で、1984年には不動産分譲事業に進出し、2004年には大証二部に株式上場、2013年には東証と大証の現物市場の統合に伴い、東証一部上場となっています。
なお、穴吹興産は四国のマンション分譲トップクラスで、子会社として人材派遣のクリエアナブキ (4336)は上場しており、介護施設、ホテル運営も手掛けています。
8月9日発表の2019年6月期決算(連結)では、売上高996.7億円、当期純利益33.9億円、営業利益60.9億円、経常利益も57.8億円、対前期増減率全て2期連続10%増以上とどこを取っても好業績となっています。
(出典:穴吹興産株式会社2019年6月期決算短信)
自己資本も254億円(2020年6月期第1四半期決算)ありますので、現時点で穴吹興産が倒産やそれに準ずる状況になるリスクは極めて低いものと判断しています。
もちろん、リーマンショックの影響もあった2008年には、上場企業であっても45社も倒産してしまいましたから世の中何があるかは分かりませんが、現時点で穴吹興産が危険だと言い出したら、不動産投資型クラウドファンディングでは投資先がほぼなくなってしまうような気がします。
融資型・投資型クラウドファンディングについては、「案件リスクよりも事業者リスクの検討が重要」と何度も書かせていただいていますが、穴吹興産が運営するJointo αについては、事業者リスクは極めて低いと考えています。
なお、他の不動産投資型クラウドファンディングの対象不動産が首都圏に集中しているのに対して、Jointoα(ジョイントアルファ) の対象不動産は、大阪、京都、福岡、高松etcと西日本を中心に地方都市にも広がっています。
また、他の不動産投資型クラウドファンディングサービスでも優先/劣後出資方式が採用されていますが、Jointo αの劣後出資の割合は30%と、不動産投資型クラウドファンディングのなかでは最大となっています。
優先出資者である投資家の出資元本のリスクの低減は高いレベルで図られていると思います。
以上のように、 Jointoα(ジョイントアルファ) は間違いなくおすすめ事業者なのですが、一つだけ難点が・・・
Jointo αは、クリック合戦(応募枠の奪い合い)が激化することが予想されます。
同じ不動産投資型クラウドファンディングサービスのCREAL(クリアル)であれば、マンション一棟やホテルを対象とする大型案件、FANTAS funding であれば、複数案件同時募集により確実に投資できる案件はあるのですが、Jointo αは区分所有一案件ずつの募集になりますので、投資したくてもなかなか投資できないかもしれません。
私の場合は、前回、前々回の募集時は何とか投資できましたが、認知度も向上しているでしょうし、今回は2,170万円の募集枠ですので、激しい戦いになりそうです。
※私は現在のところ、Jointo αには100万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。