こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴8年のサイタマンです。
先週は、主に沖縄県の不動産を担保にした貸付で堅実な運営を続けているPocket Funding(ポケットファンディング) にて、「PF軍用地担保ファンド10号」「PF軍用地担保ファンド11号」がダブルで募集されましたが、11号の方に無事投資できました。
ソシャレン全体の利回りが低下傾向にあることも影響しているのかもしれませんが、PocketFundingも人気案件についてはクリック合戦が常態化してきましたね。
そして、明日17時からは「地方創生ファンド2号」の募集があります。
「神奈川」ということですが、担保物件は箱根湯本の土地になります。
土地の担保評価額が6502万4795円で4500万円の貸付ですので、LTVは69.2%になります。
箱根の温泉街はまとまった土地が少なく希少性の高い物件になり、LTVも70%以下での貸付というのはなかなか手堅そうな案件ですね。
PocketFundingでは、初回案件から細々と投資を続けていますが、今年の8月でサービス開始から3年目を迎えました。
ポケットファンディングは1万円以上1千円単位で投資できる案件が多いため、元金10万円+分配金での複利運用を続けてきた結果ここまで増えました。
サービス開始当初は利回り8%以上のおいしい案件も多かったのですが、今後はそんな案件はほとんど出てこないでしょう。
今後もこのままコツコツ10万円+分配金で運用していく予定です。
ポケットファンディングは、2017年8月から新規募集が開始されたサービスで、沖縄の不動産担保付き案件が多く取り扱われています。
運営会社はソーシャルバンクZAIZEN株式会社で、沖縄に本社を置くソーシャルレンディング事業者になります。
地元のことは地元が一番よく知っている・・・沖縄の不動産事情に精通する沖縄のソーシャルレンディング事業者がファンドを組成しているという安心感があります。
なお、投資家が匿名組合契約を結ぶのは、ソーシャルバンクZAIZEN株式会社の関連会社で営業者である株式会社財全ソリューションになります。
財全ソリューションは沖縄の「財全GROUP」で、不動産担保ローン事業者として13年超えの社歴があり、過去の実績は十分あります。
不動産担保については審査担当者を中心とし、審査書類だけでなく現地調査まで必ず行い、コンプライアンス担当者が3ヶ月に一度、貸付先のモニタリング調査が行われています。
そして、原則、担保評価の70%以内での貸付(例外あり)で、月次モニタリングレポートも掲載されていますので、破綻した事業者のように大きく元本が毀損してしまうことはないと考えています。
なお、最低投資金額は1万円~ですが、1千円単位で投資可能(例外あり)ですので、口座資金を無駄なく投資することができます。
募集は常時おこなわれているわけではなく、無理してファンドを組成している感じはしません。
何かと問題が続出しているソーシャルレンディング業界において、案件募集規模を追い求めていないため地味ではありますが、投資家から一定の信頼を得ているため、累計応募成立金額は約11億8千万円になっています。
このままソーシャルレンディングの市場規模が順調に伸びていけば、こういう地道に頑張っている事業者は破綻せずにやっていけるのでしょう。
なお、ソーシャルバンクZAIZENは、今年3月にジャスダック上場のジェイホールディングスと資本・業務提携も発表しています。
最近は利回り5~6%程度の案件が多く、ソーシャルレンディングとしては標準的なものですが、上場企業との資本・業務提携や営業者の実績を考慮すれば、ポケットファンディングをソーシャルレンディング投資のポートフォリオの一つに加えるのは十分ありだと判断しています。
※私は現在のところ、PocketFundingには11万6千円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。