ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

【高倍率!】Fundsの「大阪王将ファンド #1」に応募しましたが当選確率は低いですね。

【PR】

f:id:socialen:20191104201855j:plain

こんばんは!クリック合戦と抽選に挑戦しまくっているサイタマンです。

 

利回りは2.0%ながら、3万円の投資で「大阪王将店舗で使える投資家特別割引券(利用可能店舗限定)」が付いてくるという Funds(ファンズ) の「大阪王将ファンド #1」ですが、すごい人気ですね!

f:id:socialen:20191104201309j:plain

 

募集締め切りは6日の10時ですが、すでに倍率は約8倍となっています。

イートアンドの保証付きというのはやはり安心ですし、それに加えて割引券付きということで近くに対象店舗がある方からすれば魅力ですよね。

 

恐らく当選しないだろうとは思いますが、私も10万円だけ応募させていただきました。

この抽選方式で当選しなかった場合に、また先着方式のクリック合戦に参加することになりますが、何かこの応募額からするとそちらも厳しい気がしてきました。

新規出店資金のための5,000万円とは言わず、3億円くらい借りてくれないだろうか(笑)

f:id:socialen:20191104195722j:plain

 

このファンドは、東証一部上場のイートアンド株式会社の連結子会社がファンド組成し、親会社であるイートアンドに貸付するかたちになります。

f:id:socialen:20191031201623j:plain

 

【大阪王将ファンド #1】
予定利回り(年率・税引前):2.0%
募集金額:50,000,000円(内25,000,000円を抽選方式で募集)
運用期間:約11ヶ月(2019/11/25〜2020/10/31予定)
担保・保証:担保なし・保証なし
償還方法:満期一括
配当方法:毎四半期
最低成立金額:20,000,000円
最低投資金額:1円
募集期間:2019/10/31 〜 2019/11/6 10:00(抽選方式),2019/11/11 19:00 〜 2019/11/18 15:00(先着方式)

 

売上高も営業利益も右肩上がりのイートアンド・・・ 

財務情報を読んだ限りでは、この企業が新規出店資金のためにFundsで5千万円を調達するメリットはあまりないような気もしますが、「イートアンド事業のファンを増やす」という目的なら理解できます。

ーー今回Fundsを活用する理由を教えてください

株式投資とはまた別の形で応援していただけることや、さらに多くの投資家の皆様との交流を増やせる機会の一つになればと考えています。
弊社の外食事業は様々なブランドの店舗があるほか、工場や冷凍食品など多岐に渡って事業展開しておりますので、事業内容を一層ご理解いただけるように、直接丁寧に説明できる機会をさらに必要としています。
Fundsを通じて出会った投資家の方々には、様々なご意見や新商品の試食をしていただく場を設けたいと思っておりますので、こうした活動でファンの方々を増やしながら、自社店舗や商品の魅力をさらに向上していければと考えています。

(Fundsインタビュー記事より引用)

 

そして、「ファンを増やす」という意味でも、今回のファンドの目玉はその特典にあると思います。

特典1. 大阪王将店舗で使える投資家特別割引券を進呈(3万円以上投資)

f:id:socialen:20191031203031j:plain

税抜1,000円以上のお会計で使用できるとのことですが、利用可能店舗がかなり限定されていますので、お近くに店舗がある方にとってはお得な特典になるのではないでしょうか。

https://static.funds.jp/documents/funds/nineblock/利用可能店舗.pdf

 

特典2. 新メニューサキドリ試食会&意見交換会にご招待

ファンドへの出資者を対象に、12月に都内で行う新メニューサキドリ試食会&意見交換会に招待(応募者多数の場合抽選を実施する可能性あり)されます。

イートアンドのような上場企業がFundsを活用することにより、少しでもファンを拡大することに成功すれば、Fundsの認知度も向上して喜ばしいことだと思います。

→Funds公式サイト

Funds

 

なお、Fundsを運営するクラウドポートは、今回のイートアンドのような借り手上場企業、借り手上場企業の紹介者役となる商社や金融機関との業務提携を次々に発表しています。

 

具体的には、8月20日に伊藤忠商事と顧客紹介に関する契約を締結し、戦略的事業パートナーとなっていますし、9月6日には東京スター銀行と業務提携契約を締結しています。

これら業務提携を行うことで、Fundsによる資金調達に関心のあるより多くの法人顧客の参画が期待できます。

 

伊藤忠商事や東京スター銀行に顧客を紹介してもらう際のマージン率がどうなっているのか興味はありますが、とにかくファンズには安全性を重視したファンド募集に注力していただけると個人的には助かります。

 

ファンズ案件では、借り手企業(主に上場企業やその関連会社)への貸付はリコースローンであるため、万が一事業での投資回収が滞った場合でも借り手企業が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。

従って、案件が異なっていても、同じ企業への貸付の場合はリスクの程度に違いはないことになります。

この点、不動産投資型クラウドファンディングのCREALFANTAS funding の場合は、対象物件ごとに条件は異なってきますので、個別ファンドごとの検討が必要になってきます。

 

ファンズに関してはクリック合戦に熱くなって一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。

総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません。

なお、ファンズでは抽選方式による募集も実施されていますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。

→Funds公式サイト
Funds

 ※私は現在のところ、Fundsには約180万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。