ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【呪!一周年】大部分の投資家には未だ1円も返済されず!

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴8年のサイタマンです。

 

私の8年間のソシャレン投資生活の中で唯一デフォルトしてしまいそうなグリーンインフラレンディングですが、グリフラ投資家の皆様は本日7月6日が何の日か覚えていらっしゃいますでしょうか?

 

そう、7月6日は「maneoマーケットの悲劇の連鎖が始まった日」ですね。

ちょうど一年前のこの日、maneoマーケットに対する行政処分勧告が証券取引等監視委員会からなされました。

maneoマーケット株式会社に対する検査結果に基づく勧告について:証券取引等監視委員会

 

この勧告に基づき、7月13日には関東財務局から業務改善命令が下されました。

maneoマーケット株式会社に対する行政処分について:財務省関東財務局

 

(1)ファンドの取得勧誘に関し、虚偽の表示をした行為
 当社(maneoマーケット)は、GIL(グリーンインフラレンディング)社を営業者とするファンドの取得勧誘において、ファンド毎に特定された太陽光発電所やバイオマス発電所等の再生可能エネルギー事業の開発資金等にファンド資金を支出する旨を表示しており、GIL社は調達した資金を主にGIL社の親会社である甲社(JCサービス)の関係会社を経由して甲社に貸し付け、甲社各種事業等に投融資を行っている。
 しかし、甲社においては、ファンドから貸し付けられた資金及び自己の固有の事業に係る資金について、区分管理することなく、ほぼ全ての資金を1つの口座で入出金している状態となっている。
 今回検査において、甲社が、入金されたファンド資金をウェブサイト上で表示した出資対象事業に支出しているか検証したところ、出資対象事業と異なる事業等へ支出している事例が多数認められた。
 当社は、この間において取得勧誘を行ったファンドのウェブサイト上の資金使途の表示と実際の資金使途が同一となっているかについて確認せず、事実と異なる表示のまま取得勧誘を継続している。この結果、当社は、ファンドの取得勧誘に関して、虚偽の表示を行っているものと認められる。

(2)当社の管理上の問題点
 上記(1)の状況が看過されてきた原因は、当社においては、法令上、虚偽表示等の禁止行為が規定されているにもかかわらず、ファンド資金の使途等の確認を甲社の関係会社に一任し、甲社における資金管理の実態や資金の使途を把握できる管理態勢を構築していないことによるものと認められる。

(赤字は管理人による)

(青字は管理人が注記)

 

一年前の状況からいくらかでも改善された点があるのでしょうか?

JCサービスに供託金さえも勝手に使用されてたことが把握できなかったことからして、maneoマーケットは、「ファンド資金の使途等の確認を甲社の関係会社に一任し、甲社における資金管理の実態や資金の使途を把握できる管理態勢を構築していない」という行政処分時から何も改善されていないことが露呈しました。

 

JCサービスに至っては、「出資対象事業と異なる事業等へ支出している事例が多数認められた」という指摘後においても、投資家への分配金10億円に勝手に手を付けるという信じられない暴挙に出ていたことが明らかになりました。

 

行政処分勧告から一年が経過した現在においても、未だにほとんどの投資家には1円も返済されていません。

このような状況で、投資家への分配金10億円に手を付けたJCサービス(代表取締役:中久保正己)は、100億円を返せる目途が立ったとアナウンスしていますが、誰が信用するというのでしょうか・・・

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