こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
昨日は Funds(ファンズ)を運営するクラウドポートが東証マザーズ上場のKudan株式会社と、9月13日付でFunds参画に向けた覚書を締結したことを発表しました。
Kudan株式会社については、上場企業ではありますが、これまで株式取引をしたことがなく、名前くらいしか知りませんでしたので、クラウドポートHPの紹介文を引用させていただきます。
Kudan株式会社について
Kudan社は、イギリスのブリストルで2011年に創業した、機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚のアルゴリズムを専門とするDeep Techの研究開発企業です。
同社はカメラ画像を用いた独自の空間認識技術「KudanSLAM」を開発し、AR/VRや自動運転、ドローン、産業用ロボットやパーソナルロボットなどの位置認識や空間認識に関連する事業を開発する企業向けに、技術を提供しています。
KudanSLAMとは
SLAM(Simultaneous Localization And Mappings)とは画像やセンサ情報等から自己位置の推定と環境地図の作成を同時に行い三次元の空間認識を行う技術です。
三次元で物体・空間を認識出来るようになると、デバイス本体が「機械の眼」を持てるようになり、自動運転やロボティックスをはじめとするあらゆる産業分野での活用が見込まれています。
今後、同社はFundsを活用することにより、より一層の事業拡大を図る予定です。募集日時や金額をはじめとする、ファンドの詳細な情報につきましては、ファンド募集の実施決定後、順次公開してまいります。
ファンズ募集の事業者は不動産関連企業がほとんどですので、Kudanのような最先端技術開発企業への貸付案件が出てくるというのは、分散投資の観点からもありがたいですね。
現在までのファンズでのファンド組成実績のある企業は7社ですが、クラウドポートは、8月20日にも伊藤忠商事と顧客紹介に関する契約を締結し、戦略的事業パートナーとなっていますし、今後続々と優良なファンドが提供される可能性がある事業者だと思っています。
このまま「誠実に」運営していただいて、将来的にはソーシャルレンディング募集プラットフォーム事業者No.1になることを期待しています。
とは言いましても、現在、クラウドポートは様々な提携を進めている段階の事業者であり、ファンド募集は頻繁にはされていません。
そこで今月も、私の主力ソシャレン投資先であるSBIソーシャルレンディングの「不動産担保ローン事業者ファンド」に投資させていただきました。
現状では、信頼性や投資のしやすさからSBISLでの運用にある程度偏るのは仕方がないかなと考えています。
とりあえず50万円だけ申し込みましたが、今月SBISLで新たな案件募集がなければ、月末に追加投資させていただくつもりです。
こちらのファンドは、毎月15日と末日締めで常時募集されていますので、いつでも申し込むことができます。
今月も一社貸付の「不動産担保ローン事業者ファンドNeo」の募集はありましたが、先月100万円投資しましたので、今月は見送らせていただきました。
常時募集の方は利回り3.0~5.0%で、Neoの6.0%と比べると利回りは低下しますが、貸付先は最大6社に分散されています(先月までは最大5社でしたが、今月から6社に拡大されています)。
この点、Neoは今まで募集された1~5号ファンドまで全て同じ貸付先となっていますので、リスクが高いかどうかは貸付先の業績次第になりますが、分散投資はできていないことになります。
さらに、担保価値についても、常時募集の方が担保価値の70%から先順位債権額を引いた金額(先順位がいる場合)を貸付額の上限とされているのに対して、Neoの方は担保価値の85%から先順位債権額を引いた金額(先順位がいる場合)を貸付額の上限とされています。
私の場合は、貸付先の匿名化要請が解除されるまでは、Neoの前身のPlusがどこまで貸付先分散されていたかは不明ですが複数貸付になっていましたので、そちらをメインに投資していました。しかし、貸付先が明記されるようになってからは、一社貸付となっていますので、Neoへの多額の投資は避けています。
今年の2月から常時募集の方の管理手数料が1.8%から1.5%に低下し(利回りは3.0~5.0%)、Neo3号ファンドからは利回りが6.5%から6.0%に低下しましたので、常時募集とNeoの利回りの差は以前より小さくなってきています。
私の場合は、ソーシャルレンディング投資にそこまでの利回りを求めていませんので、 今後も常時募集の不動産担保ローン事業者ファンドへの投資をメインにしていこうと考えています。
※SBISL不動産担保ローン事業者ファンドシリーズは、私の主力投資先ではありますが、100%元本が保証されているわけではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。