こんにちは!相場を眺めているだけのサイタマンです。
高利回りの不動産特定共同事業法を利用した不動産投資型クラウドファンディング事業者として人気のFANTAS funding が、FANTAS check (中古不動産流通) 案件の予定利回りを8%→6%に下げて募集告知してきました(空き家再生案件は8%のまま)。
その理由がおもしろかったです。
FANTAS funding新案件リリースです
— 永野由貴(Yuhki Nagano) (@EternaLField1) April 16, 2019
償還実績も出来て
運用に自信がついてきましたので
大変恐縮ですが
少々FANTAS checkシリーズの利回りを見直させていただきました https://t.co/RsvZN2NyM6
個人的には、あからさまなオープニングキャンペーンで資金を集めて終了するよりは、「運用に自信がついてきたから」という理由で利回りを見直す方が好感が持てます。
何か、まだまだこれからの若い会社という感じがしますね(笑)
財産管理報告書を読む限りでは、優先出資者(投資家)に8%という分配をした後でも、営業者報酬及び劣後出資者(FANTAS)への配当金は出ていましたが、個人的には6%でも十分だと思っています。
同じ中古区分案件を取り扱うCREAL の4%台の利回りと比べると十分高い水準にありますしね。
今回の利回り見直し+空き家再生案件と合わせて7案件同時募集により、中古不動産流通案件の方はクリック競争が緩和されることになると思います。
逆に空き家再生案件の方は人気化するかもしれませんが。
今までのクリアルの倍近い8%という利回りがオープニングキャンペーンだったということで、今後もファンタスファンディングでの投資は継続していきたいと考えています。
良い物件を仕入れて事業者にもきっちり収益を上げていただき、投資家とWin-Winの関係が長く続くことが一番だと思っています。
FANTAS fundingで募集されている案件には「中古不動産流通」と「空き家再生」の2種類あります。
「中古不動産流通」案件は、不動産所有者からの「適正価格ですぐに売りたい」というニーズから生まれたAIによるFANTAS独自の自動査定サービスで買い取った物件を短期間で売却し、保有期間中の家賃収入及び売却益から配当する仕組みになっています(一部、家賃収入からのみ配当するインカム型案件あり)。
「空き家再生」案件については、何らかの事情で空き家となってしまった住宅を引き取り、再び利用可能な状態へ再生(機能回復修繕、リフォーム、リノベーション)、入居者を募集し運用が行われます。そして、中古不動産流通案件と同じく、保有期間中の家賃収入及び売却益が配当原資となります。
なお、FANTAS funding案件は、運営会社であるFANTAS technologyが20%の劣後出資をすることにより、20%までの下落であれば投資家の元本は保全される仕組みになっています。
ソーシャルレンディングの場合は、事業者内で分散投資をしていても実は貸付先が同じでしたという意味のない分散になってしまう可能性もありますが、不動産投資型クラウドファンディングの場合は、確実に対象不動産は異なりますので、分散投資に意味はあると考えています。
FANTAS fundingは、不動産投資型クラウドファンディング事業者の中でも高利回り案件への分散投資をお考えの方にとっては、案件内容、案件募集本数、利回り、運用期間のバランスが取れた優良な投資先だと思います。
※私は現在のところ、FANTAS fundingには140万円投資させていただいていますが、 元本保証ではありませんので、投資するかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。