ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

~ソーシャルレンディング・不動産投資型クラウドファンディングのみでのインカムゲイン生活を目指して~

私の500万円はどうなる?TATERUは本当に大丈夫なのか2018年度3Q決算から分析してみた

11月30日に、TATERU Fundingから以下のメールが送信されてきました。

 

TATERU Fundingをご利用いただき、ありがとうございます。

ご出資いただいた下記ファンドにつきまして、運用を終了しました。

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ファンド名:キャピタル重視型 第38号TATERU APファンド
運用開始日:2018/08/01
運用終了日:2018/11/30
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<今後の流れ>
運用終了日の翌月15日前後予定
・分配金確定のご案内
運用終了日の翌月20日前後予定
・分配金支払完了のご案内
・出資金返戻のご案内
・財産管理報告書送付のご案内

 

これで、私のTATERU Fundingの運用残額は500万円を残すのみとなりました。

ただ、この500万円は来年の3月まで運用期間が延長されましたので、改めて親会社TATERUの資金繰りが大丈夫なのか分析する必要が出てきてしまいました。

 

私がTATERU Fundingに出資するとき参考にした中間決算説明資料では、親会社のTATERUは、2018年5月に公募増資により131億円を調達し、約188億円の現預金を保有していました。そして主力のアパートプラットホーム事業も順調に伸びていました。

 

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(出典:TATERU2018年度3Q決算説明資料)

 

このように順調に成長路線を歩むなか、例の顧客の融資資料改ざん事案が発覚し、顧客からの受注取り消しや工事の進捗悪化による引き渡しの遅延が発生しました(某ソーシャルレンディングブロガー様の投資用アパートも引き渡しが延期されたと報告されていましたよね・・・)。

その結果、アパートプラットホーム事業の成約数は、2018年度2Qは255件でしたが、事案発覚後の3Qは45件に激減し、2Qで成約した255件も133件が契約取り消しになったと発表されています。

TATERUの説明資料では、①4Q竣工引渡しのための着工数増加による季節的変動、②受注キャンセル及び引渡遅延による増加、③TATERU Funding の新規ファンド中止による一時的増加により、棚卸資産(アパートや土地の在庫ですね)が増えたと説明されています。

このような状況から、恐らく、TATERUとしては資金繰りの悪化を恐れたためでしょうが、2018年9月に保有株式の売却により24億円の利益を計上しました(Renosy運営の上場企業GA technologies社の株式ですね。)

以上の経緯から結局、事案発覚後の2018年度3Q決算期末(2018年9月末)の現預金は約70億円となりました(ちなみに同時点での借入は約31億円となっており、借入が多過ぎるということはありません)。

簡単にまとめますと、事案発覚後のTATERUの現状は、アパート販売事業で多数の受注取り消しがされ、クラウドファンディング事業でもファンドの組成が中止され、自社で抱える予定ではなかったアパートや土地を抱えざるを得ない状況に置かれているが、増資と保有株式の売却により、現預金はまだかなり残っているということです。

 

なお、某ソーシャルレンディングブロガー様のような顧客への売却が進めば、アパートや土地の在庫は減少していくものと考えられます。

ただし、あまり言いたくはありませんが、公募増資により調達した131億円は本来の目的である事業拡大資金に使用されていないような・・・今後の増資による資金調達は難しいかもしれません。

 

そこで、肝心の私のTATERU Fundingへの出資金ですが、以下の理由から、現時点では解約するつもりはありません。

 

① TATERU事業の長期的なことは分かりません(恐らく、今から長期保有目的で株式投資をされる方やアパートオーナーになられる方は相当のリスクがあると思います)が、数ヶ月でTATERUが倒産やそれに準ずる状況になるとはとても考えられないこと。

② 私の投資先アパートの工事が棚ざらしにされている状況であれば危機感を覚えますが、TATERUからは既に基礎工事が完了し、入居開始予定日も決まっているとの報告を受けていること(恐らく、受注キャンセルではなく、TATERU側の事情で工期が遅れたのでしょう)。

 

以上が、サイタマンが事案発覚後の3Q決算からTATERUの現状を分析してみた結果になります。  

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