ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

【SBISL事件】要するに投資センスがないんだと思う。

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こんにちは!SBIソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

SBIソーシャルレンディングから、未償還元本相当額の返還についての「確認書兼同意書」なるものが届いているようですね。

これまでの分配金を差し引いた元本が償還されるということですが、該当ファンド出資者の方はとりあえずおめでとうございます。

 

私の場合は、該当ファンドには出資していなかったようで、何の通知もありませんでした。

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しかしまあ、不動産担保ローン事業者ファンドは早期償還が多く、実質利回りが低いことを殊更に強調されて、馬鹿らしいとまで書き、担保価値等を全く考慮せずに高利回りの開発型ファンドに大金を入れられていた方などは、今回の件をどうお考えになっているのでしょうかね。

私の場合は、ソーシャルレンディング投資歴が長いこともあり、そういった類の記事に引っ張られることはありませんが、投資初心者のなかには影響を受けてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私もSBISLの開発型ファンドには少額投資していますし、今回該当ファンドに一つも出資していなかったのは、たまたまクリック合戦に敗北していたからという面はあります。

しかし、『SBIソーシャルレンディングの開発型案件で痛い目に合ったことはないのですが、「不動産ディベロッパーズローンファンド」シリーズの投資には慎重です。利回り8.0%は大変魅力的なのですが、開発型案件のリスクを考慮すると、より安全性の高い不動産担保ローン事業者ファンドの方にドカッと投資するかたちになっています。』などとわざわざ書いて少額投資に抑えていたことは事実です。

 

以前から疑問だったのですが、ソーシャルレンディング投資で大量被弾されている方は、事業者の担保査定能力も含めて担保価値の怪しい同じような高リスクファンドに繰り返し大金を投資されていますよね。

それでソーシャルレンディング投資の文句ばかり書いているというのはどうなんでしょうね。

 

私は10年間ソーシャルレンディング投資を続けていますが、ここまでデフォルトはゼロです。

税引前ですが、積み上げた総利益はもうすぐ2,000万円になります。

高リスクファンドにも少額投資はしていますので、今後デフォルトに遭遇することはあるでしょうが、致命傷になることはないでしょう。

 

ソーシャルレンディング投資については、値動きがないので簡単そうに見えますが、投資センスが問われる分野にはなると思っています。

しかし、何も難しい財務や不動産の知識が必要というわけではなく、同じ事業者に投資するにしても、この事業者の場合は事業開始初期とその後ではどちらが安全かとか、運用期間からしてこのファンドがクラウドファンディングで募集されている意味合いをどう捉えるかとかそういうレベルのセンスです。

運営会社の財務情報は重要ではありますが、そればかりにこだわっているとソーシャルレンディング投資の本質を見誤ることになります。

 

また、私の場合、投資をする際にどうしても聞きたいことがあるときにメールで問い合わせることはありますが、電話など意味がないと思っているので掛けたことはありません。

「電話対応がこうだったから安心」などあり得るのでしょうか?

 電話でその事業者やファンドの安全性が分かるのでしょうか?

 

ただし、自分とは異なる考えの方の記事を読むのは面白いので、そういうブログがあるとしたら今後も是非続けていただきたいとは思っています。

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