こんにちは!融資型・投資型クラウドファンディングで超分散投資をしているSAITAMANです。
日経平均株価の上昇が止まらないですね。
今日なんて、先週末の新規コロナ感染者数の推移から、日曜日の段階では下げるんじゃないかと思っていたら、祝日を挟んで600円超高ですからね。
世界的にもそうですが、日本でも積極的な財政政策や金融緩和策が取られていますので、個人投資家レベルでもその影響がないはずがありません。
私の場合も、非常に苦戦した悪夢の民主党政権時代から状況は一変して、利益確定した「投資資金が余っている」状況です。
お金はいくらあっても構わないわけで、「お金が余っている」とは絶対に言いませんが、投資資金は増え続けています。
そんなわけで、融資型・投資型クラウドファンディングへの投資額を増やす一環として、maenoマーケット(maneoプラットフォーム)で募集されている上場企業系クラウドファンディング「大家.com」にも投資家登録をさせていただきました。
maneo会員であれば、maneoマイページ(My maneo)から数クリックで会員登録することができますが、 投資家登録のためには本人確認ハガキを受け取って本人確認キーを入力する必要があります。
ソーシャルレンディング投資家の間で、maneoの評判があまりよろしくないのは、大家.comの運営会社も重々承知のはずです。
それでもmaneoマイページと紐づけしてまで募集しているのは、いわゆる「maneoファミリー」と呼ばれるmaneoマーケット利用事業者で損害を受けなかった顧客を、大家.comに呼び込もうとしているからだと思います。
maneoの公表値にはなりますが、登録ユーザーは87,720人もいます。
その中には、返済遅延やデフォルトを起こさなかった上場企業子会社運営のLCレンディングのみで運用していたという方や、私のように、少額返済遅延となってしまったが、maneoマーケット投資全体では大幅なプラスとなったという方も大勢いらっしゃると思います。
損害を受けなかった投資家にとっては、maneoに対してそれほどの嫌悪感もないでしょうから、その中の一定割合の投資家は、上場企業の子会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングであれば登録しておこうかとなるのではないでしょうか。
というわけで、ターゲットど真ん中の私も登録だけはしておこうかと思い、大家.comに投資家登録させていただきました。
あとは案件次第です。
過去には、アベノミクス景気の恩恵で得た資金をmaneoマーケット投資に回していった結果、「ヒヤリハット」を経験しました。
一時期は、maneo、LCレンディング、クラウドリース、スマートレンド、グリーンインフラレンディング、プレリートファンドで投資をするという、今考えるととてつもなく危険なことをしていましたからね。
結果的には、maneoマーケット投資全体では大幅なプラスで終了することができましたが、グリーンインフラレンディングで一部資金が拘束されることとなりました。
その一部資金拘束問題は全く解決していないわけで、上場企業の子会社が運営する大家.comが、グリーンインフラレンディングのようになる可能性は低いと考えてはいますが、それでも「maneoファミリー」という認識は持っていたいと思います。
【上場企業グループの不動産投資型クラウドファンディング】
大家.comを運営するのは、東証二部上場の株式会社プロスペクトの100%子会社である株式会社グローベルスです。
プロスペクトは、東証二部上場Jトラストの藤澤信義会長が代表取締役就任会長に就任し、同じく藤澤氏が会長の東証JASDAQ上場でJトラスト子会社KeyHolderから不動産会社(キーノート)を買収しました。
そして、10月1日に、そのキーノートがグローベルスに社名変更されると同時に、不動産投資型クラウドファンディングサービス「大家.com」の登録が開始されました。
さらに、10月29日には、グローベルスと株式会社日本保証が不動産投資型クラウドファンディング事業に関する業務提携契約を締結しました。
https://www.prospectjapan.co.jp/ir/pdf/gyoumuteikei201029.pdf
また、11月1日には、SAMURAI FUND(サムライファンド)を運営するSAMURAI証券の親会社で東証JASDAQ上場のSAMURAI&J PARTNERS株式会社がNexus Bank株式会社に社名変更されています。
昨年9月に、Jトラストの筆頭株主であるNLHD株式会社(藤澤氏の個人持株会社)がmaneoマーケットの筆頭株主になって、SAMURAI&J PARTNERSとmaneoマーケットが業務提携を締結したところから、ソーシャルレンディング界隈では、Jトラストを中心とした話題が目白押しとなっています。
融資型・投資型クラウドファンディングには関係ありませんので、ここでは書きませんが、クラウドファンディング分野以外でもJトラストグループの積極的な動きが各所で確認できます。
上場企業であれば、その財務情報、業績、大きな動きについてはIR情報で確認することができますので、当然のことではありますが、多額の投資をする際には必ず確認するようにしましょう。