こんにちは!クリック合戦と抽選に挑戦しまくっているサイタマンです。
投資家から絶大な支持を得ているFunds(ファンズ) の抽選方式「JINUSHIビジネスファンド#1」の受付が開始されました!
9月15日に発表された日本商業開発株式会社(東証一部上場)の子会社との業務委託及び提携にかかる契約により実現した非常に手堅い案件だと思います。
JINUSHIビジネスファンド#1
募集総額:7,000万円(うち、3,500万円を抽選方式で募集)
予定利回り(年率、税引前):2.0%
予定運用期間:約2ヶ月
当ファンドの募集期間
抽選でファンドに申し込む場合:2020年10月1日〜10月6日10:00
先着順でファンドに申し込む場合:2020年10月9日19:00〜10月16日15:00
日本商業開発株式会社の「2021年3月期 第1四半期 決算説明資料」を読ませていただきましたが、財務状況は改善し、テナントの約8割がスーパー、ホームセンター、ドラッグストアをはじめとした生活必需品を取扱う業種であることから、新型コロナウイルス感染症の拡大状況においてもテナント賃料の減額などは発生していません。
https://data.swcms.net/file/ncd-ir/ir/news/auto_20200812480964/pdfFile.pdf
約2ヶ月という短期で償還予定というのが逆に残念な案件ではありますが、100万円投資申込させていただきました。
応募状況ですが、すでに7.5倍となっています。
そもそもファンズの人気が高いというのもありますが、ソーシャルレンディングにおいては、短期案件の方が人気化しやすい傾向があります。
募集期限は10月6日10時までとなっています。
融資先の日本商業開発株式会社は、2000年4月設立の東証一部上場企業です。
同社は、販売用不動産の早期売却などにより、2020年3月期において、有利子負債を前期末比約271億円削減し、財務体質を強化しました。これにより自己資本比率が21.7%から31.8%に、ROEも12.8%から14.0%になるなど、財務指標が改善し、2021年3月期第1四半期も着実な資金調達を実現しています。また2020年6月末時点で、約200億円の現金及び預金を有するなど手元流動性を高めています。
日本商業開発社の借入金の返済期間は5~30年超と長期で、途中弁済(約定弁済を除く)も求められないという借入条件です。また、金融機関3行との間でコミットメントライン契約を55億円、金融機関4行と借入金枠の設定契約223億円をそれぞれ締結しています。
今回の出資金は、「JINUSHIビジネス」での土地の購入資金に利用されます。
「JINUSHIビジネス」は建物を所有せず、テナントと長期の事業用定期借地契約を締結し、長期安定収益を生み出す点が強みとなっています。
なお、募集された資金は「JINUSHIビジネス」での土地の購入資金に利用されますが、日本商業開発への貸付はリコースローンになりますので、たまたま当該事業が上手くいかなかった場合でも日本商業開発が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。
ファンズでは、このように全ファンドに関して、上場企業やその関連会社がファンド組成してグループ内で貸し出すかたちになりますので、それなりに信用度の高い企業に貸し出すことができる仕組みになっています。
ファンズがサービスを開始するまでは、ソーシャルレンディングでここまで案件内容と貸付先が明示されて信頼性の高いファンドが組成されることになるとは思っていませんでした。
案件内容と貸付先の開示という点ではファンズの功績は非常に大きいと思います。
ファンズに関しては一企業に一気に多額の資金を投入するよりは、リスクとリターンを考慮した上で、ファンド組成企業間で分散投資をしていくのが良いと考えています。
実際、運営会社のクラウドポートもホームページ上で、「特に重要なこと」として、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう注意喚起されています。
総合的に判断すると、今後もファンズでの運用額は増やしていく方向しか考えられません(需要過多のため投資できるかどうかは分かりませんが・・・)。
なお、ファンズでは今回の「JINUSHIビジネスファンド#1」のように抽選方式による募集も実施されることがありますので、募集開始時間にPC前待機でクリック合戦に参戦している時間的余裕がない方にもおすすめの事業者になります。
まあ、これだけの人気事業者ですので、数千万円の募集額だと抽選・先着どちらでも絶望的な気分になるわけですが・・・