こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴9年目になるサイタマンです。
私の変わらぬ主力投資先であるSBIソーシャルレンディングですが、ファンド運用の実績が更新されていました。
これで、昨年までの運用実績が明らかになりました。
まず、昨年12月末時点の融資残高は371億円、投資家登録者数は4万3,463人と右肩上がりになっています。
現在の融資残高も業界No.1ですが、SBISLの実績の中で特筆すべきは、法人向け融資におけるデフォルト率の低さではないでしょうか。
SBISLでは、常時募集されている不動産担保ローン事業者ファンドと資金需要があったときに随時募集されるオーダーメード型ローンファンドが主力商品ですが、不動産担保ローン事業者ファンド+オーダーメード型ローンファンドの累計貸付総額は約1,194億円になります。
個人向けの融資実績は約31億円ですので、SBISLの実績のほとんどは法人向けの不動産担保ローン事業者ファンド+オーダーメード型ローンファンドということになります。
昨年までのSBISLの法人向けファンドのデフォルト率を計算してみました。
まず、償還済み元本額が21,397,090,000円(常時募集不動産担保型)+61,356,985,583円(オーダーメード型)=82,754,075,583円
デフォルト額はオーダーメード型の183,822,417円です。
すなわちこれらの数字から計算すると、SBISLの法人向けファンドのデフォルト率は約0.22%ということになります。
SBIソーシャルレンディングは昨日今日開始された事業ではなく、2008年1月24日設立、2011年3月28日サービス開始という歴史があります。
そんな老舗ソーシャルレンディングサービスのデフォルト率が約0.22%というのは驚異的な数字ではないでしょうか。
私がソーシャルレンディング投資を始めたのは2011年8月のことで、当時は、事業者がmaneo、AQUSH、SBIソーシャルレンディングしかなく、投資するにしても手探りの状態だったのですが、「信頼のSBIグループ」+「手数料率の低さ」という二点からSBIソーシャルレンディングを選択しました。
ここで実績では先行していたmaneoなどを選択していたら、こんな風にソーシャルレンディングブログなんて書いていないかもしれません。
ただし、可能性としてあるといわれればそれは当然のことで、わざわざ書く必要もないことかもしれませんが、これだけ融資残高が増加して比較的高利回りを維持しているわけですから、maneoのようなずさんな審査をしていなくても、一定程度のデフォルトは発生するかもしれません。
もちろん、このまま極めて低いデフォルト率を維持していただければ、投資家としてはありがたい限りですが。
最後に、SBIホールディングスの「顧客中心主義」は本当にすばらしい理念ですよね。 このまま順調に事業を継続していただければ、安定的なインカムゲインを得られる投資先としての魅力はさらに高まっていくと思います。