こんばんは!SBIソーシャルレンディング投資歴9年目になるサイタマンです。
私の変わらぬ主力投資先であるSBIソーシャルレンディングから、2020年3月期(第13期)決算発表がありました。
https://www.sbi-sociallending.jp/assets/pdf/SL_BS_PL_13.pdf
純利益3億4,321万円(前期2億36万円)と前期に引き続き黒字決算となっています。
これで、4期連続の黒字決算となりました。
こんなの王者SBISLなのだから黒字決算で当たり前じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ソーシャルレンディング事業というのは簡単に軌道に乗るものでもなく、SBISLといえども、2016年までは赤字決算だったんですね。
純資産も8億3,330万円(前期4億9,008万円)と増加しています。
明らかに財務基盤が安定してきていて、非常に安心できる数字です。
そして、特筆すべきは、繰越利益剰余金が3,278万円(前期-3億1,042万円)とプラス転換していることです。
2017年から連続黒字決算で利益を積み上げ、ついに今回の2020年3月期決算で創業時からの累計損益がプラス転換したのは素晴らしいの一言です。
私の弟が会社を経営していて、私も(名ばかり)役員になっていますので、顧問税理士との打ち合わせに同席することもあるのですが、顧問税理士の方は、銀行融資という点で、この「繰越利益剰余金」を重視されていたのを覚えています。
あとは、匿名組合預り金も469億4,874万円(前期365億9,948万円)と約100億円増加しています。
ここは金額の多寡よりも、きっちり償還できる可能性の高い優良ファンドを組成していただくことが、投資家にとっては重要なことだと思います。
業界トップのSBISLがこのような好決算発表をしてくれるのは非常に心強いことです。
この調子で、今後もソーシャルレンディング業界を引っ張っていってもらいたいですね。
私がソーシャルレンディング投資を始めたのは2011年8月のことで、当時は、事業者がmaneo、AQUSH、SBIソーシャルレンディングしかなく、投資するにしても手探りの状態だったのですが、「信頼のSBIグループ」+「手数料率の低さ」という二点からSBIソーシャルレンディングを選択しました。
ここで実績では先行していたmaneoなどを選択していたら、こんな風にソーシャルレンディングブログなんて書いていないかもしれません。
ただし、可能性としてあるといわれればそれは当然のことで、わざわざ書く必要もないことかもしれませんが、これだけ融資残高が増加して比較的高利回りを維持しているわけですから、maneoのようなずさんな審査をしていなくても、一定程度のデフォルトは発生するかもしれません。
もちろん、このまま極めて低いデフォルト率を維持していただければ、投資家としてはありがたい限りですが。
最後に、SBIホールディングスの「顧客中心主義」は本当にすばらしい理念ですよね。 このまま順調に事業を継続していただければ、安定的なインカムゲインを得られる投資先としてのSBISLの魅力はさらに高まっていくと思います。
※SBISLは、私の主力投資先ではありますが、100%元本が保証されているわけではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。