ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

TATERU Funding(タテルファンディング)の代わりを検討

【PR】

こんにちは!TATERU Fundingに代わる新たな投資先に迷っているサイタマンです。

 

皆さんは親会社社員による顧客預金通帳改ざんが明らかになったTATERU Fundingの解約はされたでしょうか?

私は、TATERU Fundingには自分なりの大金を投入しているのですが、解約はしていません。そもそも、運用途中に解約できるってすごいですよね。

 

解約されたという方の解約理由はどのようなものになるのでしょうか?

 

①銀行から建設資金を借りたい顧客のために預金通帳を改ざんすることがそもそも許せない!

②TATERU Fundingの安全性に疑問が出てきたので解約しようかな・・・

 

①の理由で解約される分には、それが社会正義だと判断してのことでしょうから良いと思います。

 

問題は②の理由で解約された方・・・この程度の事案でTATERUが数カ月で経営破たんすると判断して解約されたのであれば、ソーシャルレンディングのようなミドルリスク・ミドルリターンの投資は、あなたには合わないので辞められた方がいいと思います。たまたま不動産投資型クラウドファンディング事業者のTATERU Fundingが無条件で途中解約可能だっただけで、ほとんどのソーシャルレンディング事業者は途中解約などできないので、今後もソーシャルレンディング投資を続ければ、いつか眠れない夜を過ごすことになると思います。

 

例えば、私が投資判断にも利用したTATERUの改ざん問題が明らかになる以前のなかでは直近の第2四半期報告書によると、連結純資産が239億円、現預金は188億円もありました。

事案発覚後の第三者委員会設置も非常に迅速で、ソーシャルレンディング業界最大手のmaneoとmaneoマーケットなどは見習うべきでしょう。

しかも、TATERU Fundingは不動産特定共同事業法を利用したクラウドファンディング事業者であり、投資先アパートの建設状況を直接確かめることもできます。

財務状況の推移が明らかで、投資先物件も明確な東証一部上場企業TATERUの事業への貸付けをわざわざ辞めて、非上場企業がほとんどのソーシャルレンディングの最終貸付先への出資は続けるというのは非合理的でしょう。

これだけの好条件がそろっていて、運用途中で解約するという投資効率悪化につながることをする理由はどこにもありません。

恐らく苦労してクリック競争を勝ち抜かれたと思うのですが・・・

 

以上は、一昨年までソーシャルレンディングに関しては片手間投資で、13年間専業投資家として株式投資・FXトレードを主な収入源としてきた私の考えですので、長年ソーシャルレンディングを主な収入源としてきた投資家の方の見解はまた異なるかもしれませんのでご了承くださいませ。

 

私の場合はTATERU Fundingへは当初2500万円投資して、1500万円が償還され、現在も1000万円が投資中のまま残っています。

さらに、内500万円は来年の3月まで運用期間の延長がされましたので、解約しなければ当分は戻って来ない予定です(もちろん解約はしません)。

 

私にとって問題なのは、今年中に償還されるTATERU Fundingに代わる2000万円の投資先がないことです。

第一候補はオーナーズブックですが、さすがに約1500万円投資中でさらに長期案件が多いため、これ以上増やすのはためらわれます。

第二候補はSBIソーシャルレンディングの不動産担保ローン事業者ファンドですが、こちらも不動産担保ローン事業者ファンドだけで2000万円以上投資中で、こちらも万が一のことを考えるとこれ以上集中させるのはためらわれます。

 

SBIソーシャルレンディング、オーナーズブック、TATERU Fundingを三大投資先として構想していましたので、TATERUの早すぎる不祥事は痛かったですね・・・

 

そこで、第三候補として、今年に入って新規事業者が複数参入してきたTATERU Fundingと同じ「不動産投資型クラウドファンディング事業者」に目を付けました。

①東証マザーズ上場の株式会社GA technologies(今年の9月まではTATERUが大株主として名を連ねていましたが、その後SBI証券に売却)が運営するRenosy、②昨年売上高約80億円で株式会社エボラブルアジアも出資するFANTAS funding、③受託資産残高約300億円で初回ホテル案件で8.8億円大型募集のCREAL はどれも有力な投資先として一考の余地はあると考えます。

 

恐らく、ソーシャルレンディング事業者のクラウドバンク、SAMURAI 、ポケットファンディング、LENDEXあたりに10万円単位で鬼の分散投資はすると思います。

思いますが、どうしても大金を投入するメインの投資先としては疑問が残ります。

 

やはり、現時点では、不動産特定事業法に基づいたクラウドファンディング事業者の提供するサービスを慎重に比較検討して投資して行く方向になりそうです。