こんばんは!不動産クラウドファンディング投資家のSAITAMANです。
募集開始が延期されていたBATSUNAGUにて、第3号プロジェクト「千葉市 竹林のある日本家屋・山林 再活用ファンド」が公開されました!
予告段階では、24ヶ月運用とされていましたが、最終的に12ヶ月運用に決定したようです。
不動産クラウドファンディング投資家の不思議な傾向からすると、24ヶ月だと苦戦するのではないかと思っていましたので、この点は良かったです。
【物件概要】
投資対象施設名
千葉市 竹林のある日本家屋
物件種別
居宅
所在
千葉市緑区上大和田町47他
交通アクセス
電車:JR外房線「土気駅」約3.6㎞
車:千葉東金道路「中野IC」約2.8㎞
土地に関する情報
敷地面積:22,709.71㎡(6,869.69坪)※登記簿記載
用途地域:市街化調整区域
投資対象に関する権利:所有権、所有権移転仮登記
建物に関する情報
構造:木造瓦葺1階建て
竣工時期:不明
延床面積:建物:122.97㎡(37.19坪)※登記面積
投資対象に関する権利:所有権
特記事項
賃貸借契約は施設全体を一括貸し
千葉市緑区の市街化調整区域の物件が対象となっていますが、日本家屋、竹林、林道、農地を活用した体験型施設とのことです。
それにしましても、土地面積約6,870坪というのは田舎の広大な土地としか言いようがありませんね。
風情を感じる竹林のある日本家屋を中心に山里の集落を再活用していこうというファンドとなっています。
なお、再生案件のセットアップで実績を積んでいるLCフィールドパートナーズと各方面のプロフェッショナルと様々な施設の活用、イベント開催を通じて、本敷地及びエリアに還元する施設運営を目指せる仕組みを構築しているとのことです。
まさに「地方創生」に貢献できそうなファンドではありますが、不動産再生事業のプロではありませんので、この施設運営が軌道に乗るかどうかは判断ができないですね。
ただし、施設運営会社との新規賃貸借契約済みで賃料収入は確保されているとのことですので、インカム分については問題ないかと思います。
正直、出口戦略が上手くいくかどうかは分かりませんが、募集額が1,600万円だけですので、まあ何とかなるんじゃないかという感じですね。
リターンについては、10万円の少額投資でもこれだけ見込めるファンドです。
まさに、地方創生に貢献しながらそれなりのリターンも期待できるファンドになっているのではないでしょうか。
1口1万円から投資可能ですし、私も前回ファンドに続き、この地方創生ファンドにも投資する予定です。
募集開始は1月17日9時からとなっています(先着方式)。
個人的には、BATSUNAGUでは前回2号ファンドから投資を開始しました。
BATSUNAGUへの会員登録申請は極めて簡単です。
本人確認書類があれば、数分で完了します。
1.仮登録
まずは、メールアドレス等を入力して本登録用のメールを受信します。
2.本登録
メール記載のURLをクリックして、住所、氏名、口座、投資経験等必要事項を入力していきます。
「元本が毀損した場合、生活に支障がでるか」という項目が、「はい」にチェックが入っていますのでご注意ください。
3.本人確認書類提出
必要事項を入力後、本人確認書類の画像データをアップロードします。
本人確認書類画像(いずれか2点)
・運転免許証
・健康保険証
・運転経歴証明書(平成24年4月1日以降に交付されたもの)
・写真付き住民基本台帳カード
・マイナンバーカード(顔写真のある表面のみ)
・パスポート(住所記載欄があるもの。顔写真ページ、住所記載ページ)
・特別永住者証明書
・在留カード
これで、会員本登録申請は完了です。
4.本人確認ハガキ受領・本人確認コード入力
あとは、審査完了後に送られてくる「本人確認コードが記載されたハガキ」を受領して、マイページにログインのうえ、ハガキに記載された「本人確認コード」を入力するだけです。
これで、会員登録完了、投資できる状態になります。
私の場合は、即日審査が完了して、2日後には本人確認ハガキが到着しました。
サービス名「BATSUNAGU」 は、“場”と“人”をつなぐ場を創るというコンセプトから採用されました。
運営会社は、今まで事業として実施してきた不動産リノベーション事業や空き家などの古民家再生事業そして地方創生事業を、今後、不動産クラウドファンディングのスキームも活用し事業展開していくとのことです。
第1号ファンドは、地方創生、古民家再生のプロジェクトの「北海道当麻町 古民家再生 大自然アースバッグサウナファンド」でした。
本プロジェクトは、長年空き家となった古民家を宿泊施設・飲食店スペースに改装し、
同時に敷地内にアースバッグづくりのサウナ施設を併設させた複合施設にするというプロジェクトです。
1口1万円から、運用期間は1年間、想定利回り6%でした。
第2号ファンドは、「長野県と新潟県の県境にある斑尾高原のペンション再生を行うファンド」となっています。
このプロジェクトは、建物の経年劣化や陳腐化そして事業承継に悩むペンションオーナー様から相談を受けて、建物のリノベーションを実施し、ペンションから長滞在型のサービスアパートメントホテルへ転換、再生していこうというプロジェクトです。
なお、本プロジェクトは、斑尾高原で実績のあるオペレーション会社や設計事務所との企画立案を行い、賃借人とも賃貸借契約書も締結済みであるため、安定した収益も見込める案件となっていました。
1口1万円から、運用期間は1年間、想定利回り7%でした。
BATSUNAGUの運営会社は、2016年4月設立の株式会社リムズキャピタルです。
住所は東京都千代田区にあり、資本金は5,000万円となっています。
会社名:株式会社リムズキャピタル
代表取締役: 磯部 昌史
設立:2016年4月27日
資本金:5,000万円
住所:東京都千代田区神田錦町2-7南部ビル4階
事業内容:
・事業への投資及びアレンジ業務
・事業再生、地方再生業務
・海外進出支援事業
・宅地建物取引業
・不動産、有価証券、その他金融資産取引等の資産運用に関するコンサルティング業務
・不動産特定共同事業
リムズキャピタルでは、国内外のネットワークやサービスをボーダレスに活用しながら、多様な顧客ニーズに対応したサービスが提供されています。
建築そして不動産などのハード的なサービスから、ファイナンスや消費財の卸・販売、webデザインなどのソフト的なサービスのように、これらを結びつけながら事業展開しているとのことです。
こういう特色あるファンドを提供していただけるのは、分散投資の観点からもありがたいですね。