ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【なんと償還「確定」!?】グリーンインフラレンディング遅延案件【maneoからは?】

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おはようございます!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

私の10年間にも及ぶソシャレン投資生活のなかで、唯一返済遅延となっている中久保正己氏率いる「グリーンインフラレンディング」事案。

 

同じく中久保正己氏率いる貸付先のJCサービスから、1月中旬以降を目途として、状況報告がされる予定でしたが、2月2日になってようやくHPにPDFファイルが掲載されました。

何と言っても注目は

2月末頃返済見込みと発表していたバイオマス発電所 3 案件(38.5億円)

 

以下が、JCサービスからの報告からの抜粋です。

(1) 上記1.⑤及び⑥のバイオマス発電所 3 案件につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により政府から再び緊急事態宣言が発出される厳しい事態に至っており、とりわけ、海外渡航制限が再び実施され、契約当事者となるEPC業者の国際間移動ができないこと等の影響を受けて、開発工程の進捗につきましてもその影響は避けられず、当社への入金についても更に遅れる見込みとなっています。現在、各開発案件の進捗見通しについて、その影響の程度を見極めているところですが、現在のところ、GIL社への元本返済は 2 ヵ月程度遅れ、本年 4 月頃となる見込みです。
(2) 上記1.③の太陽光発電所1案件につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は継続している中においても土地の利用制限解除に係る許認可を得るための関係行政委員会の審議が実質的に終了し、現在、行政手続中となっています。また、契約変更の内容について最終の買い手となる事業者等との間で調整してきたところですが、最終的に関係者間の調整が整ったことから、当社への入金、ひいてはGIL社への元本返済の時期は、前回ご報告した通り、本年 4 月となることが確定しました。
(3) 上記1.②のバイオマス発電所1案件につきましては、政府から再び緊急事態宣言が発出され、海外渡航制限が再び実施されること等の影響はあるものの、現在のところ、前回ご報告の通り、GIL社への元本返済は本年 5 月末の見込みとなっています。
(4) 上記1.⑥後段のバイオマス発電所 2 案件につきましては、政府から再び緊急事態宣言が発出され、海外渡航制限が再び実施されること等の影響を見極めているところであり、当社への入金及びGIL社への元本返済が遅れる見込みとなっていますが、GIL社への元本返済の時期につきましては、政府の緊急事態宣言の収束を待って再度ご報告することとします。
(5) 上記1.③の太陽光発電所1案件につきましては、政府から再び緊急事態宣言が発出されること等の影響により 2 か月程度は遅れることとなり、現在のところ、本年5月末頃にはGIL社への返済が可能となると見込んでいます。
また、上記(1)~(5)の元本返済が全て実現することにより、既に返済済みのものを含め、GIL社による募集総額(2018 年 7 月末時点の残高)の65%程度については返済されることとなる見通しとなっています。

https://jcservice.co.jp/news/20210202.pdf

 

 

バイオマス発電所 3 案件(38.5億円)→12月末まで遅れる→2021年 2 月末頃まで遅れる→4 月頃まで遅れる

太陽光発電所1案件(金額不明)→12月末まで遅れる→2021年 2 月末頃まで遅れる→2021年4月まで遅れる→4 月返済が確定

バイオマス発電所1案件(7.5億円)→2021年3月末頃まで遅れる→2021年 5 月末まで遅れる

バイオマス発電所 2 案件(6.0億円)→2021年3月末頃までには返済が可能→遅れる(時期未定)

太陽光発電所1案件(金額不明)→2021年3月末頃までには返済が可能→5 月末頃まで遅れる

バイオマス発電所1案件(5億円) →5 月中入金のスケジュールでの売却を進めている

 

上記赤字部分が、今回新たに加わった内容になります。

 

「肝心のバイオマス発電所 3 案件(38.5億円)の2月末返済はない」ということですね。

しかし、今まで「見込み」でごまかして遅らせてきたのを太陽光発電所1案件を「4月返済が確定」としてきましたか。

 

管理人の正直な感想を書かせていただきますと、

バイオマス発電所 3 案件(38.5億円)の今月返済なしは予想どおり。

太陽光発電所1案件の「返済確定」はいいけれど、「肝心の金額を明記しろ!」

といったところですね。

 

しかし、JCサービスにはまともな人材が一人もいないのでしょうか。

返済確定の対象は、「太陽光発電所3案件(募集額合計約 15.6 億円)のうちの1案件」ということになりますが、出資者が一番知りたいであろう金額を書かないとは・・・ 

 

「募集額の85%程度について今後の返済の目途が立つ状況」という真偽不明の情報などは、ついに2年以上言い続けているわけですが、募集停止から2年以上経過してもいまだに1円も返金されていませんしね。 

 

私の場合は、グリフラに拘束されている額が73万円で、全額デフォルトになってしまっても約57万円の損害で済みますし、maneoマーケット投資全体では大幅なプラスになっていますので、maneoマーケットでまともな企業のファンド募集が再開されれば投資を検討したいとも思っています。

 

ただし、実際にグリーンインフラレンディングのファンド募集をしていたmaneoマーケットが、総額126億7,985万2,760円もの返済遅延事案について何の発表もしないというのは大問題なのではないでしょうか。 

 

というか、勝手にJCサービスに振り込んだ供託金7億5000万円と分配金2憶5000万円の合計約10億円はどうなってるんだ?

太陽光発電所3案件(募集額合計約 15.6 億円)のうちの1案件返済といっても、それ以下の金額じゃないのか?