ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【CAMPFIRE Owners】価値のある1万円投資を続けたい!

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こんにちは!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

購入型国内最大級のクラウドファンディング「CAMPFIREグループ」が運営する融資型クラウドファンディングサービス CAMPFIRE Owners  の「カンボジア農家支援ファンド8号(為替ヘッジあり)」に、今回も1万円だけですが投資させていただきました。

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カンボジア農家支援ファンドは、 CAMPFIRE Owners  では定番のファンドシリーズですが、今回から、「為替ヘッジあり」となったのが大きな変更点になります。

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【カンボジア農家支援ファンド8号】

資金使途:カンボジア農家による農機購入ローン(JCF経由)
目標募集金額:30,000,000円
予定利回り:4.0%(為替ヘッジ考慮後)
予定運用期間:2021年7月〜2022年5月
元本償還方法:契約終了時に一括償還
利益分配方法:四半期毎
担保・保証:なし・なし
為替ヘッジ:あり(貸付元本部分のみ)
最低投資金額:10,000円 以上10,000円 単位
募集期間:2021年05月24日~ 2021年06月25日 17:00

→CAMPFIRE Owners公式サイト

 

今までも米ドル建てベースでしたので、通貨の安定性に問題はありませんでしたが、為替変動リスクを受け入れて投資する必要がありました。

 

為替ヘッジすることにより、利回りが6.0%→4.0%に低下していますので、為替ヘッジなしを好む投資家もいるとは思いますが、個人的には、数%の安定的な利回りを狙うクラウドファンディング投資で為替変動リスクはあまり取りたくないという考えのため、この変更はありがたいです。

 

このファンドシリーズは、社会的課題の解決に取り組む企業に投資し、財務的な利潤と並行して社会的・環境的インパクトを生み出す意図をもって行われるいわゆる「社会的インパクト投資」に分類できると思います。

不動産担保や保証付きでもない新興国案件ではありますが、7号案件まで全てファンド成立となっています。 

 

このファンドシリーズについては、リスクを十分理解した上で無理のない範囲でカンボジアの農家支援のために投資するのはいいかもしれませんが、無理して多額の投資をするのは個人的にはおすすめできないかなというところですね。

私もCAMPFIREグループの理念には賛同できるものの、基本的には投資と寄付は別物と考えているため、カンボジア農家支援ファンドでは少額ずつ投資していっています。

なお、CAMPFIRE Ownersでは、1万円からの少額投資が可能ですので、まずは少額から投資してみることも可能です。

→CAMPFIRE Ownersに無料会員登録

 

今回集められた資金は、カンボジアで農家支援のためのファイナンスサービスを行っているJC FINANCE PLC.が、カンボジアの農家に対して、主に大型農機の購入ローンを提供するために使用されます。

銀行等から融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家がいることに着目した同社は、農家が新たに購入する農機を動産担保とするオリジナルのローンを開発。農家に寄り添った金融サービスを提供することで、3年間で累計1,400件以上の農機購入を支援しています。

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今回の事業が想定どおりに進まなかった場合でも、借入人であるJCF社が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。

ただし、JCF社、または営業者であるCAMPFIRE社がデフォルトした場合には、元本は欠損することになります。 

SAMURAI FUNDで募集されているような「日本保証の保証つき」でも、Fundsで募集されているような「上場企業へのリコースローン」でもありませんので、JCF社へのリコースローンというのは、そこまで安全性が高いとは言い切れないとは思います。

しかし、JCF社の事業を応援するという意味では、JCF社と一蓮托生となっているこのスキームには一定の意義はあると考えています。 

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→CAMPFIRE Owners公式サイト