こんにちは!融資型・投資型クラウドファンディングで約9,500万円運用中のSAITAMANです。
最近、特に新しい不動産クラウドファンディングサービスが増えてきましたよね。
キャピタル重視型のファンドも増えてきて、特に高利回りの短期案件は、どの事業者も人気化しています。
インカム配当のみでその利回りを上回ることはなかなか難しいわけで、それはそれで理解できるのですが、個人的には、同等額以上をインカム型ファンドにも投資したいと考えています。
こちらのサービスは、地味な感じなのですが、運営会社の財務状況、対象物件の規模、利回り、運用期間、保全措置全てが個人的な好みにピタッと一致しています。
サービス名:ちょこっと不動産
先日募集があった第5号ファンドにも投資させていただきました。
今回は、賃貸中の収益アパート1棟(6室)が対象で、運用期間5ヵ月、利回り5%、募集額3,000万円でした。
即日完売はしましたが、クリック合戦(募集枠の奪い合い)にはならなかったですね。
3,000万円というのは、ちょこっと不動産では過去最高額ということになるのですが、それでもそんなに大きい額ではないですよね。
やはり、他の事業者のキャピタル重視型高利回りファンドに比べると利回り面で物足りないということなのでしょう。
さらに、利回り5%というと、同じような物件を取り扱っている同業他社との単純な比較でも、多少物足りなく感じられるかもしれませんね。
ただし、個人的には、総合的な安全性の面では、ちょこっと不動産の方が勝っていると判断して投資させていただいています。
第5号ファンドは完売となりましたが、第6号ファンドを早期に準備するとの通知もありましたので、こういうインカム型の手堅いファンドがお好みの方は、投資を検討されてみてはいかがでしょうか。
数百万円の募集額だとクリック合戦になってしまうかもしれませんが、次回も今回と同じくらいの募集額があれば、ゆっくり投資できると思います。
なお、ちょこっと不動産では、優先劣後方式が採用(優先:劣後=70%:30%)されているほか、不動産賃貸会社との間でマスターリース契約も締結されています。
マスターリース契約により安定した分配金の支払い、優先劣後方式の採用により投資家の元本の安全性に配慮されたファンドが募集されていて、未上場企業運営サービスのなかでは、かなり安全性は高いのではないかと判断しています。
ちょこっと不動産の登録申請までは極めて簡単です。
1.仮登録
まずは、メールアドレス、パスワード等を入力して本登録用のメールを受信します。
2.本登録
メールを受信したら、本登録用のURLをクリックして、必要事項を入力していきます。
①まずは、指示通りに基本情報を入力していきます。
②次に、本人確認資料のアップロードですが、例によって、本人確認書類は2種類必要になりますので、事前に準備しておきましょう。
③最後に、銀行口座情報確認書類をアップロードして終了です。
■本人確認書類(画像)
次のうち2点
1.運転免許証(表・裏)
2.写真付き住民基本台帳カード(表・裏)
3.パスポート(顔写真ページ、所持人記載ページ)
4.健康保険証(住所記載のもの)(表・裏)(被保険者記号・番号、保険者番号をマスキング)
5.在留カード(表・裏)
6.運転経歴証明書(表・裏)
7.個人番号(マイナンバー)カード(表のみ)
8.特別永住者証明書(表・裏)
■銀行口座情報確認書類(画像)
次のいずれか1点
1.通帳
2.キャッシュカード
3.インターネット銀行の場合 口座情報「銀行名/支店名(支店番号)/口座名義人/口座番号」がわかる画像のキャプチャー(スクリーンショット)
3.本人確認
あとは審査を待って、本人確認ハガキ(本人確認コード記載)を受領してログインするだけです。
ここまで完了すれば、投資申込の準備完了です。
これで、次回ファンドの募集枠の奪い合いに参加できることになります。
「ちょこっと不動産」の運営会社は、1991年設立の株式会社良栄です。
創業30年の実績がある会社ですね。
資本金は1億円で、本店は新宿にあり、久米川支店、錦糸町支店、池袋支店、横浜支店があります。
第1号ファンドの対象不動産の所在地も「西武新宿線久米川駅徒歩4分」でしたので、何か関係があるのかなと会社沿革をみますと、新宿に本店を移す前は久米川が本店だったんですね。
令和2年8月期の売上高は約160億円、経常利益は約5億円となっています。
「1991年の創業以来培ってきた実績とノウハウを余すことなくお客様や地域の皆様に還元し、良きパートナーとして共に栄え、不動産を通して理想の未来を創り上げていくことが、不動産という人間生活に欠かせない事業にかかわる当社の使命」ということからも、地域密着型の不動産事業者であることが伺えますね。
不動産クラウドファンディング事業には新規参入となりますが、運営会社に不動産開発・賃貸事業の実績は十分にあります。
今後、対象不動産の用途・種類、ファンドの運用期間等多様な商品をリリースしていく予定とのことです。
新規参入事業者として派手さはありませんが、こういうところでコツコツ投資していきたいですね。